――まずは、自己紹介からお願いします
中学3年生、14歳、おにぱんず!の野崎結愛です!
――芸能界に入ったきっかけを教えてください
お母さんが勝手に送っていました(笑)。小さい頃から芸能界のお仕事をちょっとずつやっていたので、物心ついた時には普通になっていました。
――芸能界のお仕事をやっていて良かったことはなんですか?
他の人が経験出来ないようなことを経験することが出来たり、小さい頃から大人と関わってきて、こうやって支えてもらっているんだなって小さなことにも目を配れるようになったというか、他の皆よりちょっとだけ大人の目線で物事を考えられるようになったのは良かったなと思います。あとは、やっぱり応援してくださる方がいるのはすごく幸せだなって思います。
――今までで嬉しかったお仕事は?
小さい頃からアイドルになるのが夢で、幼稚園の卒業アルバムにもダンスが上手なアイドルになりたいって書いていたんですよ。だからさくら学院に入った時は、夢が叶った!ってすごく嬉しかったですね。
――昨年の8月までさくら学院のメンバーとしても活動されていました。卒業から1年になりますが、今のお気持ちは?
卒業してから一か月くらいは結構ロスというか寂しいなあと思っていたんですけど、今は良い思い出として心に刻んで、次のステップに進んでいます!

――妹の珠愛さんと“ゆめじゅな”のInstagramもありますが、珠愛さんとは普段から仲が良いんですか?
前は結構ケンカとかもしていたんですけど(笑)、今はすごく仲が良くて、一緒に勉強したりお出かけしたりしています。
――どういうことでケンカされていたんですか?
些細なことなんですけど、例えば珠愛が箸を持ってきてくれたのに、その時に私はありがとうって言わなかったんですよ。ちょっとひねくれて言いたくない時期で、そうしたら珠愛が「なんでありがとうって言ってくれないの?」ってケンカしたり。あとは、珠愛が私の持っているものを欲しがって勝手に取っていくんですよ!「それ私のなんだけど!」って言ってケンカしていましたね(笑)
――可愛らしい理由ですね(笑)
今はもうケンカはしなくなりました!昔のいい思い出です(笑)
――最近あった珠愛さんとのエピソードは?
珠愛が最近勉強を頑張っていて、私と母が教えてあげているんですけど、母も分からない問題があると、私が母と珠愛に勉強を教えるっていうプチ授業みたいなことを家でやっています。私にとっても良い復習になりますし、珠愛が分かったって言ってくれると嬉しいです!
――お仕事と学校がお休みの日の過ごし方は?
受験生なので勉強したり、家族でドライブやお買い物に行ったりしています。あとは映画やドラマを見たりしていて、結構充実しています!
――得意な教科はありますか?
英語の文法が得意だと思っています!リスニングは苦手なんですけど……(苦笑)
――では、苦手な教科は?
社会が苦手です。特に歴史が苦手で歴史上の人物が全然分からないんですけど、克服したいなって思っています。
――好きなドラマや映画はありますか?
『アンナチュラル』みたいなちょっと緊迫した感じのドラマも好きですし、『3年A組』みたいなネット社会での誹謗中傷とか現代に起こっていることをテーマにした、大事なことを伝えてくれるドラマがすごく好きです。
――ドラマから学べることってありますよね
ドラマを見ている時は考えながら見ているわけじゃないんですけど、見終わった後にあれは良くないなって振り返ったりしています。自分にプラスになるのが良いなって思います。

――ここからはアニメ『おにぱん!』のお話もお伺いしていきます。出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
自分が選ばれたんだっていう嬉しさと、声優が初めてだったので不安と、あとは『おにぱん!』を盛り上げていくぞっていうやる気がありました。
――声優初挑戦となりましたが、アフレコをやってみた感想は?
初めてのアフレコの日は本当に緊張しすぎて何も覚えてないくらい、皆でずっと静かに台本を読んでいて、どうしようって不安ばかりでしたね。
――難しかったところはありましたか?
映像と自分の声を合わせるのが難しくて、台本を見て、映像を見て、声を出すっていう3つのことを同時にするのが最初の頃は出来なかったですね。今は少しずつ慣れてきて、アフレコをするスタジオの控室で待ち時間に皆で「ここはこうしようね」って練習したり、ちょっと雑談したり、リラックスして楽しみながらアフレコが出来ているなと思います。
――野崎さんが演じるのは赤鬼・つつじ役ですが、どのようなキャラクターですか?
とっても明るくて好奇心旺盛で、やりたいと思ったら絶対やってやる!っていう強い意志を持った心の優しい女の子です。

――野崎さんとつつじで似ているところはありますか?
明るい部分とか周りを励ましたりする部分は似ているなと思います。
――鬼のイメージアップのために奮闘する物語になっていますが、野崎さんご自身は鬼にはどんなイメージを持っていますか?
様々な作品で鬼は悪役になっていることが多いので、やっぱり悪いイメージを持っているんですけど、道徳の時間に桃太郎を逆の立場で見てみようって授業を受けて、そこで鬼もこういう気持ちなんだなって考えるようになってから、中立的な気持ちになりました。悪いとは思っていないですけど、良いとも思ってないです(笑)
――作品のキーアイテムとなっている鬼族に伝わるぱんつ“おにぱん”で変身するシーンがありますが、野崎さんが好きな変身後の格好は?

3話のシェフスタイルです。私的にはエプロンとか帽子とか被る機会がなくて、料理もあまりしないので(笑)、すごく可愛らしいなってアニメを見て思いました!