本作は『運び屋』テーマに、「モノ」や「ヒト」と共に、依頼人が抱える様々な事情を運ぶことで生まれる、今までにない新たなヒューマンドラマとなっている。
洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ男・白鳥剣を演じる田辺は今回演じる役について「感情を表に出さない、何を考えてるのか分からない役」と話し、「最後まで悩んで、もちろん答えがない作業ですけど、その最後まで悩むのを楽しもうかなと思いました。だから、完成をすごく楽しみにして突き進んでました」と撮影を振り返りつつ「今まで経験した中で1番ハードなスケジュールでした」と本音を漏らす場面も。
続いて、印象的なシーンを聞かれた田辺は「ミステリアスで、感情抑え目のキャラクターなんですけど、ちょっと弾けるシーンがいくつかあったのが印象深いですね。やってて面白かったです」と続け、演じるキャラクターを自身の性格と比べ「渋いんですよ。僕、全然渋くない。こういう大人になりたい」と口にすると影山から「現場でも落ち着いていて、渋いです」と褒められ照れ笑い。

そして『ハコビヤ』というタイトルにちなんで白鳥剣に依頼したいものの話題になると、5日前ぎっくり腰になったと打ち明け「ソファーからトイレとか運んでほしい」ととつぶやき笑いを誘う一幕も。

さらに、本作について田辺は「本当に演じたことないタイプの役ですし、お話もすごく新しいタイプのドラマですし、自分の中ですごく大きなものになってほしいなと思います」と想いを語り、「ご年配の方から小さいお子さんまで楽しめるし、ちゃんと伝わる内容だなと思います。幅広い年齢の方に見てもらいたい。あったかい気持ちになれると思う」とアピールした。
最後にコメントを求められた田辺は「テレ東なので守るものないんで、攻めるだけ攻める!」と報道陣を笑わせ「今回全力で攻めてるので、それをお届けしたい気持ちでみんなで大切に攻めて作ってたんで。ぜひ見ていただけると嬉しいです」と会見を締めくくった。

会見中には、今年の干支『辰』のイラストを披露する場面も。