本作は、2023年秋に劇団☆新感線43周年興行として東京・大阪にて上演。古田新太に早乙女太一&友貴兄弟が二人がかりで挑み、新感線史上最速の立ち回りで劇場を沸かせた話題作。
今作で中島かずきが繰り出したのは、“あっ”と驚く<入れ替わり>の物語。江戸の町で裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外なストーリー展開を、主宰・いのうえひでのりが、これまでの“いのうえ歌舞伎”とは一味異なる、愉快痛快なガッツリチャンバラ時代劇に昇華させた。舞台を所狭しと疾走し連日大盛況となった本作を、《ゲキ×シネ》では映像・音声ともにスクリーン用に編集・ミックスし、ライブの興奮はそのままに、洗練されたクオリティで臨場感溢れる映像に仕上げた。

4月5日(金)の初日舞台挨拶には、世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す、引導屋の主人・藤壺屋半兵衛を演じた古田新太と、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう、冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次を演じた早乙女太一、さらに、主演舞台や大河ドラマへの出演で演技派として注目されるアイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里、幼少期から中国武術に親しみ数々の話題作で度肝を抜くアクションを披露する山本千尋と作品を彩った共演者が登壇予定。こちらの舞台挨拶を全国上映館に生中継されることが決定した。

ゲキ×シネ『天號星』のゲキ×シネ版ポスタービジュアルと予告が解禁となり、ゲキ×シネ版のビジュアルは舞台版から一新され、新感線史上最速の立回りで魅せた本作の疾走感を表現した新ビジュアルで本作の期待を高める。

さらに、ゲキ×シネ20周年を記念して、最新作『天號星』を含めたゲキ×シネ27作品の歴代ポスターを演劇の街・日比谷の日比谷シャンテに集結。『天號星』の舞台衣裳とともに特別展示する、<ゲキ×シネ ポスター&衣裳展>を開催する。

<ゲキ×シネとは>
劇団☆新感線の話題作を、映画館の大スクリーンにて高画質・高音質で楽しむ映像エンターテインメント。マルチカムで20台を超えるカメラにより撮影されたカットを駆使した迫力の映像、そして劇場用にリミックスされた音声は、見る人を惹きつけ、一般的に抱かれる劇場中継のイメージとは大きくかけ離れた、まったく新たな映像体験を創り出している。2004年に第一弾として『髑髏城の七人~アカドクロ』が上映されて以来、現在までに全26作品を展開。2024年に20周年を迎える。