
原作は、さの隆の最新作『君が獣になる前に』(講談社)。⼈間の暗部をとことん抉る超話題作が待望の映像化を果たす。主演を北⼭宏光が務め、ヒロインを玉城ティナが演じる。
史上最強のテロ事件をおこすヒロイン・希堂琴音を演じる玉城は自身の役どころに「原作を読みながら何度も心を打たれた」と話し、実写で演じるにあたって「漫画だともう少しコミカルさであったりとか漫画表現にしかできないセリフ回しもあるけれど、実写で人間が演じるからこそ、キャラクターらしさプラス人間らしさも出したい」と役作りのこだわりを語り、「今まででいちばんインの前にドキドキした作品でした」と明かした。
さらに、本作で主演を務める北山から「ティナちゃんの吐血がめちゃめちゃうまい!血のりを2回に分けて吐けるんですよ。これ、すごいテクニックなんですよ!」と興奮交じりにべた褒めされた玉城は「血のり関係はセルフ血しぶきとかも結構得意で、血のりとかそっち系多分得意なのかもしれない」と得意げな様子。『吐血女優』という肩書きについては「見出しにされるんでやめてください!」とNGを出していた。
ドラマのタイトルにちなんで『獣のように貪欲になってしまうこと』を聞かれた玉城は旅行と回答。1年単位で旅行のスケジュールを組むという玉城が「プライベート時間を大事にする。やっぱりそこがないとお仕事も頑張れないなって思うタイプ」と明かすと北山は「1人で行くの?心配になる」と不安の表情。そんな北山を意に介さず「割と日常的に 旅をしたいタイプなので全然大したことはしないんですけど、色々行ったりします。1人でラオスに行ったことがあって、1人でラオス行く女の子聞いたことないって不思議がられるので思い出に残ってます」と笑顔をみせていた。