
本作は、水川演じる主人公の新聞記者・道上香苗が、櫻井演じる若き人気政治家・清家一郎と、玉山演じる有能な秘書・鈴木俊哉を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。原作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説。
先に公開したティザービジュアルでは、清家の顔の中に道上、鈴木、清家がいて、本作が描く“人間の迷宮”を表現。そして、本日ついに公開されたメインビジュアルでは、“仮面”が剥がれ落ちるという斬新なギミックを使い、表に見せている顔がその人の真の姿とは限らない人間の複雑さや面白さ、怖さを表現している。道上と鈴木は剥がれ落ちた仮面とその中の表情が違うのに対し、清家だけは同じ“笑顔”である理由とは?ドラマを楽しみながら、ビジュアルに込められた意味を見つけていただきたい。
そして、主題歌は本作のために書き下ろされた由薫の「Sunshade」に決定。作詞は由薫、作曲はONE OK ROCKのギタリスト・Toruが手掛けた共作曲となっている。「原作の小説の一部から、“日傘”=Sunshade のイメージに惹かれて、[太陽(sun)の影(shade)]ということをテーマに曲にしたいと歌詞を練ってきました。“当たり前”にも終わりがくるかもしれないということ。それを意識することは、後悔なく生きるという大切な”光”に繋がることなのではないか」という由薫の思いが込められた主題歌が、ドラマ本編のどのような場面で流れるのか注目だ。
水川あさみ×玉山鉄二×櫻井翔という豪華キャスト&層の厚い共演陣で送る金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』は6月28日(金)よる10時スタート。ぜひお楽しみに!
<由薫コメント>
最初お話をいただいたと聞いたとき、あまりにうれしくて、すぐに原作の小説やドラマの脚本を読み込み、まさにマトリョーシカのように何層にも開いていく展開に、一気に飲み込まれました。完璧に見えるあの人の影、正義に突き動かされる主人公に忍び寄る影――。原作の小説の一部から、“日傘”=Sunshadeのイメージに惹かれて、「太陽(sun)の影(shade)」ということをテーマに曲にしたいと歌詞を練ってきました。“当たり前”にも終わりがくるかもしれないということ。それを意識することは、後悔なく生きるという大切な“光”に繋がることなのではないか、そんなことを考えて。
この物語がどんなふうに映像となるのか、本当に楽しみです。