
原作は、LINEマンガにて現在配信中で配信と同時に総合ランキング1位を獲得したフルカラー電子漫画『夫の家庭を壊すまで』。物語序盤から“夫がもう1つの家庭を持っていた”という衝撃的な展開が繰り広げられる、サレ妻による痛快無比なリベンジエンターテインメントとなっている。
本作の主人公でサレ妻・如月みのり役を演じる松本は「すごくタイトルにびっくりしてしまうんですけど、一体どこまでの感情になるのか正直すごく怖かったです」と不安を吐露しつつ、そんな不安を払拭するべく「気合いをいれて、劇中にもあるんですけど、12年ぶりにショートにしました」と告白。続けて「正気と狂気を行ったり来たりする役です。だから、みのりの立場になっている方たちは、狂気になりたいけど狂気になりきれない。でも、みのりは狂気になります。なので、それを見ていただけたら、心がすごいスッキリしたりとか、皆さんの代弁をできたりとか、ただ見てるだけで面白いって感じになってたらいいなって思います」とコメントした。
ドラマのタイトル『夫の家庭を壊すまで』にちなんで、壊したくない大切にしているものを問われ「正気に戻る時間」と回答した松本。その理由について「毎日お芝居してると『大切にしなくちゃいけないものってなんだっけ』って中心が忘れがちになっちゃう。でもそこを持ってないと演技にも支障が出るような気がして、この仕事ってそこをちゃんと保てるかが大事なような気がする」と説明。さらに「演じた人に自分の思考がなっちゃっていたりするので、息抜く時間とかを大切にしたい」と話した。
同じ質問に「食」と回答した竹財は「体作ってたりとかしない限りは、好きな時に好きなものを食べるようにしてるので、それは崩されたくないですし、大切にしたい」と明かすと、その“食”にまつわる現場でのエピソードを松本が暴露。松本が「アイスキャンディーを食べなくちゃいけないシーンがあるんですね。毎回、20~30本アイスキャンディーをずっと食べてた」と回顧すると、竹財は「途中で無くなりかけたと思ったら、助監督さんが追加してくださりやがって…」と笑いを誘った。
会見の最後に松本は「たくさん面白いドラマっていうのはマイクール作られていて、その中で『このドラマじゃなくてはダメなんだ』『このドラマがみたい』ってこのドラマだからこそ得られる何かがあるって思ってもらえるようなものをこれからこのキャスト、スタッフと作っていきたいと思っていますので楽しみにしていていただきたい」と意気込みを語った。