©「しょせん他人事ですから」製作委員会

原作は累計210万部(電子+紙)を超える大ヒット漫画「しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜」(原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平/白泉社「黒蜜」連載)。中島健人演じる新世代のニュータイプ弁護士・保田理(やすだおさむ)が、訪れる相談者を「しょせんは他人事じゃん?」と突き放す独特な信念のもと、白石聖演じる仕事熱心なパラリーガル・加賀見灯(かがみあかり)、片平なぎさ演じる「喫茶柏原」店主の柏原麻帆(かしわばらまほ)とともにネット炎上や誹謗中傷など最も身近なSNSトラブルの数々を爽快に、ときにダークに解決していく、まさに新時代の<超リアル>リーガルドラマ。

このたび、第4話、第5話のゲストに、個性豊かなキャストが解禁!
保田がまだ新人弁護士だった頃、「喫茶柏原」が大炎上。その当時、麻帆と店を切り盛りしていたアルバイト・高梨隼人役に本田響矢。酔った勢いで同僚にケガを負わせ逮捕されて以来10年間デジタルタトゥーに悩んでいるドーナツ屋さん店長・黒川大樹役に浅利陽介、黒川にケガを負わされた同僚・鏑木香織役に入山法子、ネットトラブルに詳しい弁護士として保田が出演することになった情報番組の司会者役に安東弘樹、黒川の事件後に知り合い結婚した妻・黒川知代役に佐津川愛美が決定した。

<キャストコメント>
■本田響矢(高梨隼人役) コメント
高梨隼人役の本田響矢です。
台本を読んで、その時の感情や衝動で行動してしまうと取り返しのつかないことになる怖さを感じました。
4話は今から10年程前の話が中心に進んでいく物語だったので、みんなSNSとか炎上とか、そういうことに対してのイメージが今とは少し違う印象を持っていると思いました。
高梨はどこにでもいる大学生です。だからこそ、身近に起こり得る事だと感じると思います。
そして、この4話は中島さん演じる保田弁護士が創られる1つのきっかけにもなる出来事だと思うので、是非観てください!

■浅利陽介(黒川大樹役) コメント
黒川大樹役を演じさせていただきました浅利陽介です。
台本を読むと、とても心に刺さる言葉がたくさんあり、この言葉を台詞として自分で言いたいと思いました。それと同じくらいに思ったのが、「健人くん、法律用語満載で覚えるの、毎話大変だろうなぁ…」と余計な心配をしました。
黒川を演じる上で意識したのは、他人の視線に怯える「心の影」の部分です。
その黒川を通して伝えたいと言うと大袈裟かもしれませんが、僕自身が感じたというか思ったことは、ほんの少しでいいからスマホを置いて世間話程度でもいいから直接人と話をしようよ!!ということです。
些細な事かもしれませんが、デジタル社会を生きる上で自分の目先を変えるきっかけになれば嬉しいです。

■入山法子(鏑木香織役) コメント
あやふやな表現や無数の真実が溢れるSNSのなかで、グレーゾーンを受け入れること、異なる価値観に寄り添うことの意味、本当に寛容であることの意味を日々考えています。
なにもかもに心を痛める必要なんてない、「しょせん他人事なのだから」と線引きすることは悪いことでしょうか。
正解のない世の中ですが、このドラマには、正解があると思いました。楽しみにしていただければ嬉しいです。

■安東弘樹(情報番組の司会者役) コメント
今回、私が演じさせて頂くのは情報番組の司会者です。演じるなどと申し上げるのは烏滸がましいですが、実際に演じる意識はなく、実在する番組を進行するつもりでスタジオに入りました。とはいえ、スタジオに入ったら中島健人さんの、美しさとオーラにビビりましたが。(笑)今回のテーマ、デジタルタトゥーについては普段から思いを巡らせる事が多いので、中島さんの演技にも影響されて実際に弁護士の方に訊いている気持ちで撮影させて頂きました。是非、多くの方に観て、考えて頂きたいですね。貴重な体験を有難うございました!

■佐津川愛美(黒川知代役) コメント
初めて台本を読ませていただいたときには「他人事」という言葉がいい意味でじっくり響く作品だと思いました。今回はデジタルタトゥーに悩む夫を見守る妻を演じさせていただきました。真面目に自分の過去と向き合う夫とは正反対の楽観さを持っていますが、夫の意思を尊重する姿が頼もしくも感じました。日々の中でどこを切り取って何を考えるのか。目を向ける先を選択する重要さ。ドラマを観ながら考えてみていただければと思います。

【第3話「アーティスト偽動画編」あらすじ(8月9日放送)】
保田理(中島健人)が弁護を請け負うことになった人気兄妹アーティスト・ヌーヌーの炎上騒動。兄・双葉リオ(野村周平)は誹謗中傷と戦うことにする。情報開示請求という反撃に、軽い気持ちで中傷していた人々の間に動揺が広がる。広告代理店勤務の中山健太郎(小手伸也)もそのひとり。職場では部長という立場だが、人知れずヌーヌーへの中傷を書き込み続けていた。ある日、会社に意見照会が届いたのを機に深刻な状況へと陥っていく。

【第4話「『喫茶柏原』炎上編」あらすじ(8月16日放送)】
加賀見灯(白石聖)は「喫茶柏原」で、保田理(中島健人)の相談者への態度に日々身が縮む思いをしている胸の内を明かす。そんな灯に柏原麻帆(片平なぎさ)は、普段は素っ気ない保田が店を救ってくれた、昔の出来事を語り始める。身に覚えのないある書き込みが拡散されて店が大炎上。頭を抱えていた時に保田が現れたといい――。保田がネットトラブルと深く関わり、“他人事”の掛け軸が生まれるきっかけになったそのトラブルとは…。

【第5話「デジタルタトゥー削除編」あらすじ(8月23日放送)】
「喫茶柏原」の客・黒川大樹(浅利陽介)は、柏原麻帆(片平なぎさ)に懇願して保田理(中島健人)を紹介してもらうことに。実は10年前、当時働いていた会社の同僚たちと飲んだ際、酔った勢いで口論となった鏑木香織(入山法子)にはずみでケガを負わせてしまい、傷害罪で逮捕された。その後、職を追われ、婚約者と別れ、親とは絶縁状態に…。以来10年もの間、デジタルタトゥーに悩まされてきたという。