原作は「2020年anan マンガ⼤賞」準⼤賞を受賞した、おかもととかさによる同名作。かつて通っていた⾼校で教師をする主⼈公・マチのクラスにやってきたイケメン転⼊⽣・悠⼈。なんと彼は、マチの⾼校時代の初恋相⼿・悠⼀の弟で、⾼校時代の彼に⽠⼆つだった︕初恋の記憶が蘇る中、とある飲み会で悠⼀とまさかの再会を果たし…。⾒る度に初恋を思い出し⽬が離せない弟・悠⼈と、⾼校時代の憧れで初恋相⼿の兄・悠⼀のイケメン兄弟に振り回されるトライアングル・ラブストーリーだ。主⼈公・マチを井桁弘恵、イケメン転⼊⽣・悠⼈を⼭下幸輝、マチの同僚で友⼈・みどりを樋⼝⽇奈、マチの初恋相⼿・悠⼀を⽝飼貴丈が演じる。

主演を務める井桁は「すごくリアルな27歳の等身大の恋の悩みに揺れ動いてるマチの心情がすごく丁寧に描かれていて、ずっとマチが振り回されているところが可愛くて愛くるしい印象だったので、そこを丁寧に演じられたらいいな」とコメント。主人公のマチと同年代の井桁は「27歳っていう30を手前にして『これからの人生どうしていったらいいんだろう』『そのためにはどういう恋愛をしていったらいいんだろう』ってリアルに考える年代で、同級生で結婚する友達が増えてきたりとか私も考えるところがあるのでそこに共感できるのはすごく嬉しかったですし、同年代の方には特に共感していただけるんじゃないかなっていうのはすごく感じました」と明かした。
さらに、役の見どころを聞かれ「出来上がった映像を見た時に『私、こんな表情出していいんだっけ!?』ってぐらいいろんな表情をしていて、でもそれは1人の時ってこういう顔するよなとか悩んでる時ってついこんなしかめっ面しちゃうよなとか本能のままに表情も動いてる。そんなマチの心の様子がすごく、自分でも見たことないぐらいのいろんな自分が映像として描かれています。そういうところに注目してもらえたらきっと楽しんでいただけるんじゃないかな。表情筋いっぱい使ってます」と笑顔をみせた。

現場の雰囲気については和気あいあいと話す井桁。中でも犬飼は現場を盛り上げてくれるようで「イケメンでかっこいいシーンが多いんですけど、やっぱり犬飼さんの中に眠っている何かを笑わせたいという思いがすごく強いらしく、絶対に ちょけるんです、段取りで。犬飼さんのサービス精神っていうのがすごくてそこでまた現場が一気に湧く。そこに毎回私は『またやってる。この人…』と楽しませていただいてます」と感謝した。

会見では2択の質問コーナーが行われ、『衝撃的に恋に落ちたことはありますか?』の質問に答える場面も。
井桁はAの“ある”と回答。「オムカレーがすっごい美味しいお店にお仕事で行った時に感動しちゃって、出なきゃいけないギリギリまでもうお腹いっぱいになるまでいただいて、その後もプライベートで何回か行かせていただくぐらい美味しいオムカレーに恋したことがあります」と告白。さらにオムカレーへの愛は止まらず「ピリッと辛いんですけどココナッツクリームが入ってる。最初はクリーミーなんだけど、後からピリッときて。卵ふわふわでめっちゃおいしいんです」と衝撃的な出会いを熱く語った。
最後に井桁は「この作品は、初恋のキュンとした懐かしい気持ちだったり、まっすぐな恋心だったり、そこに揺れ動くリアルな等身大の27歳の女性の苦悩とかがすごく丁寧に描かれているんですけれども、そこにコメディの要素があって、キュンとしてつい感情移入しちゃうところにクスっと笑えてほっとできる。水曜日の深夜にちょっと心と体が休まるような30分になってるかなと思います」とアピールした。