
YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』(登録者数60万人)で公開しているメイク動画が大人気の柏木。アイドル時代から現在まで、ライブやテレビをはじめとするメディア出演時は自分でメイクしており、自身のコンプレックスを克服するため研究に研究を重ねたメイク術は、AKB48時代のファンのみならず、メイク好きの女性からも支持されている。本書は、そんな柏木のメイク術を詳しく解説。人気のフルメイクの手順を紹介するほか、ベースメイクやポイントメイク、ニキビや鼻の毛穴を隠す方法、鼻を小さく高くみせるワザなど、コンプレックスを解消するためのテクニックも紹介。さらに愛用のアイテムや、メイクのお悩みQ&Aも掲載しており、メイク初心者から上級者まで、役に立つ一冊になっている。
初のメイク本を出版することに柏木は「いつかは出してみたいなって気持ちがあったので、今回『メイク本一緒に出しませんか?』ってお話を出版社の方からいただいて、ぜひお願いしますということで今回出させていただくことになりました」と快諾したことを明かし、「AKBの時から自分でメイクをいつもしていたので、17年間で研究したメイク方法を1冊にぎゅっと形として残せたのがすごく嬉しい」と心境を語った。
そんな柏木でもメイクでの失敗はあったようで「中学の時はメイクをしたことが全くなかったので知識がないまま、母に教えてもらったメイクをそのまましていて、もっと勉強しとけばよかったなと思いますし、20歳ぐらいの時はグループにいたので、華やかに目立ちたいって気持ちがあって、とにかくメイクをどんどん重ねて、すっごい濃くなってしまってた時期もあった」と振り返りつつ「メイクを知らなかった時代、そして濃くなりすぎてしまってた時代を経て、メイクをやっと楽しめるようになってきたので、このタイミングで本出せてよかった」と出版できた喜びを口にした。
さらに、Youtubeでメイク動画を出す前はすっぴんがNGだったと話す柏木は「メイクのおかげで自分がすごく自信持てたり、コンプレックスを少しでも解消できたっていう経験から、これをもっと共有したい、伝えたいって気持ちがあった」と言い、「すっぴん出すのが嫌だなって気持ちとメイクを共有したいって気持ちを天秤にかけた時、メイクをみんなに伝えたいが勝った。同世代の方とかから『勇気もらえました』とか『ちゃんとすっぴんからやってるのでメイクわかりやすかったです』みたいな声をいただけて、今は本当にすっぴんからやってよかったなと思います」と笑顔をみせた。
今回のメイク本の点数を問われた柏木は「最低ライン100点、最高ラインは1000点」と回答。「100点じゃないものを出しちゃいけないと思うので最低ライン100点で、見る方によっては100点以上の受け取り方をしてもらえたら嬉しいなっていう気持ちを込めました」と自信をみせた。
また、MCからメイク本を誰に読んでもらいたいか聞かれ「AKBの現役メンバーに勝手に大量に送りつけたので、後輩にも読んでほしいなと思います」と会場を笑わせていた。