
本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』とスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品が原作となり、人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>が日本映画最大のスケールで描かれる。キャストには赤血球役の永野芽郁、白血球(好中球)役の佐藤健をW主演に加え、人間役で芦田愛菜、阿部サダヲ、加藤清史郎、身体の中で“はたらく”細胞役に、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、マイカピュ、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌役に、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、細胞たち最強の敵にFukase(SEKAI NO OWARI)が出演している。
本作で、不摂生にもほどがある父親・茂を演じる阿部。役作りのために暴飲暴食の生活をしていた際に「良くない便が出てくるのが体って正直だな」と新たな発見があったそうで「今までの健康なものとは違うものが出てきてたんで、やっぱり色とか匂いが全然」と説明。すると横にいた永野へ「分かるよね?」とまさかの問いかけ。永野は「ちょっと、私に振らないでほしい!」と驚愕していた。
そんな暴飲暴食の生活をしていた阿部だが、佐藤から「とにかく美容の意識が高い」と暴露され、「だから、暴飲暴食なんてしたくなかったの!酵素玄米とか食べてるんだから!」とぶっちゃけ笑いを誘っていた。
さらに、芦田との共演は久しぶりだと話す阿部は「こんな高いヒール履くようになったんだ、びっくりしてますよ。走り回って転んでばかりいる子供だったんで」としみじみ。対して芦田は「久しぶりに共演することができて嬉しかったですし、この映画の中でもそうですけど、面白い部分は面白く、そしてシリアスなところはシリアスに演じてらっしゃったので、そのギャップみたいなところを間近で見させていただけて嬉しかったです」と再共演に喜びを口にしていた。