原作は、きづきあきら+サトウナンキによる、現在連載中の同名電⼦漫画。秘密を抱えた家政婦・⿊⾒⽩華(くろみきよか)が、あらゆる⼿段を使って「理想の家族」を追い求める、戦慄のファミリー・パニックホラー。

藤原は、関水渚が演じる家政婦・クロミが仕える、灰原家の主人で美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・灰原翠役。
本作への出演が決まり、「出演が決まった時に台本を読ませていただいて、その後すぐに電子コミックを見させていただいたんですけども、読み進むうちに、なんて挑戦している感じだろうと。テレ東さんのドラマ24という枠は私も好きでよく見ていて、この枠の良さというか、とても果敢に挑戦出来る、攻めた脚本が上がって来ていたので、これは楽しみだなと。それぞれが心に色んな秘密とか闇を抱えていて、どこか欠けている人たち、完璧ではない人たちが集まっているので、その欠けた部分の価値観や考え方が全然違うので、そこから家族の綻びが生まれ、歯車が噛み合わなくなって最後は大変なことになっていくという、私自身も初めてのファミリーパニックホラーというジャンルで、これを楽しんで、役を生きてみようと思いました」と作品への魅力を感じ、期待を寄せる。役を演じるにあたり、「色々子育ての仕方が、自分の価値観が間違っていたりだとか、人とのコミュニケーションが間違っていたりだとか、色んなところで自分の人格がちょっと欠けている、そういう翠さんなんですけれども、子どもに対する愛情ってすごくあると思うんですよね。子どもに対する愛情や家族に対する愛情はすごく大きく膨らませて、最後の部分でもこう演じることによって、またとても面白くなるんじゃないかなというのは感じています。どんどんすごいことになっていくので、後半戦に向けてすごく楽しみですし、演じがいのあるお役を賜ったこと、このご縁に感謝しております」と語った。

ある過去の秘密を抱え、波乱に満ちた人生を歩んできた役どころに、自身と重なる部分があるかと聞かれ「色んなイベントごとに雨が降って、子どもの頃の遠足も運動会も絶対雨だったり、エンタメの世界に入っても、色んな監督から『貴方が来ると突然雨が降り出しますね』なんて、そういった意味では結構“嵐を呼ぶ女”みたいなことをよく言われますけれども」と「その時々ごとに、平凡な人生じゃなくて、花火が上がるのも面白いなと思って、だから試練があって、それを乗り越えてまたタフになっていく、みたいな、きっとそんな人生にこれからもなると思いますが、よろしくお願いします」と集まった記者に向かって呼びかける一幕があった。

会見では書初めで今年の目標を漢字一文字で発表する場面が。藤原は「與」の文字をしたため、「与えるという漢字の旧漢字でございます」と話し、「私事になりますが、昨年も色んなことがあり、その時にものすごく人に優しい気持ちをもらったり、愛をもらったり、お気遣いいただいたり、ファンの皆さんも含めて、周りの人にたくさんの愛を与えられたなってすごく思うんです。だから私も慈しみとか愛とか、私自身、芸能生活第2ステージに入ったと思っているので、芸能生活第2ステージの中で、普段応援してくださる皆さんに、ハッピーだったりドキドキだったり、ワクワクだったり、エキサイティングなことだったり、そういうことを人にシェアして与えていきたいなと思って」と想いを明かす。「旧漢字にしたのは、お手紙の中でもよく色んな旧漢字を使ったりもするので、素敵な漢字だなと思いましたので、今日はこれを書きました」と微笑んだ。

ドラマ24『家政婦クロミは腐った家族を許さない』(毎週金曜深夜24時12分~)は、1月10日(金)から放送開始。