2024年7月に約11年間所属したHKT48を卒業し、現在はバラエティをはじめ、幅広く活躍する山下エミリーのファースト写真集が12月19日(木)に発売。タイトルは「SHY」。これはシャイな山下のキャラクターにちなんだもので、普段は自分をあまりオープンにしない彼女が今作で見せた“大胆解放”姿の貴重さを物語っている。11年間グループに所属し、さらにはキャプテンという役割を担っていた彼女にとって、自分1人だけが被写体となり数日に渡ってカメラを向け続けられることは少し戸惑いを感じるようであったが、韓国・釜山の空気に触れ、徐々に自身を“解放”していく様子が見られた。

会見に出席した山下は、写真集のオファーを聞いた時「卒業して2ヶ月足らずでお話をいただいて、率直に『本当に?』という感じだったんですけど、ずっとグループ時代から夢だったのもあったので、とても嬉しかったです」と笑顔を見せる。
「私は人見知りなので、それをそのまま『SHY』とつけさせていただきました」と写真集のタイトルの意味を明かすも、表紙の大胆カットからはシャイに見えないという声が記者から上がり、「この表紙は、鬼人見知りしてる最中でございます(笑)。なので、印象的な表紙なのかなと思っています」とコメント。「現役時代でもないような大胆さだったので、でもこれはもう写真集でしかできないことだなと思いながら、撮影に挑みました。(撮影時は)ちょっと怖いな〜みたいな感じはあったんですけど、その最中に、でもこれをファンの方に見てもらえるってことを考えたら頑張れました」とファンを想い、気合を入れていたと話す。

写真集の中で緊張がほぐれた表情も見せており、「一番最初の撮影で、人見知りなのにあんな表情をしている自分を、私自身驚いているぐらい、お気に入りのカットです」とお気に入りの写真に選んでいる。緊張がほぐれたきっかけを「スタッフさんが良い方しかいなくて、それで和ませてもらいました。皆さん優しい方がいっぱいで、人見知りの私でも大丈夫でした」と微笑んだ。

撮影地である釜山での思い出について「どこに行ってもすごい素敵な場所が多くて楽しかったんですけど、最後にまさかの私一人だけ釜山に残されるという出来事が起きまして……。スタッフさんは先に違う便で帰ったんですけど、私は福岡に帰らなきゃいけないので方向が違って便が違ったんですけど、まさかの私の便が欠航になってしまって、釜山に一人取り残されたという、1日多く釜山で過ごせたのが印象的です」と思わぬハプニングがあったとのこと。

また、周りの方からの反応を聞かれると「大先輩であるさっしー(指原莉乃)さんの手元にも届いていて、『見るのが楽しみ』と言ってくださったり、同期の田中美久がLINEで『すごくよかった』と言ってくれたのがとても嬉しかったです」と語る。
写真集を撮るにあたって、参考にした人物については「やっぱりみくりんですかね。みくりんにも、いつもどんな気持ちでやってるのとか、どんな感じで決めたりしてるのとか聞きながら、みくりんの作品を見ながら真似したりしていました」と話し、何かアドバイスをもらったのかという質問には「『何も考えてないよ』みたいな感じでした(笑)」と答えた。

最後にファンへ「すごく大胆なショットが多いし、ちょっと見るの恥ずかしいなってなると思うんですけど、ぜひ家宝にして、大切に、いっぱい見てください!ありがとうございます」とメッセージを送り、会見を締め括った。

通常版の表紙は、禁断の入浴シーンから採用。アイドル時代には絶対に見せることがなかった一糸纏わぬ姿を大胆に披露している。Amazon版は、美しい光が差した空間の中、白い下着姿でこちらを見つめているカットを選んだ。楽天ブックス版は、インフィニティプールでの印象的なカット。水がたゆたう中で、プールの水面に美しく山下の姿が映し出された、奇跡的な1枚となっている。

本誌には、山下がずっと行きたかったという釜山で、その街並みに胸を躍らせ、グルメや現地の空気を素で楽しむ様子を多数収録。そして、ホテルではシースルーのランジェリー、インフィニティプールではヌーディーカラーの水着、ビーチでは胸元から谷間までざっくりと開いたワンピースなど、あらゆる衣装で美しい素肌を大胆に露出している。