
メガホンをとるのは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を手掛けた吉田照幸。脚本は、多くのドラマ・映画や舞台で脚本・演出・出演と多彩な才能を発揮するマギーが、吉田監督と共に担当。そして、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』や『幽☆遊☆白書』を世界的ヒットに導いたTHE SEVENの森井輝がチーフプロデューサーを務める。
『国民クイズ』は杉元伶一(原作)・加藤伸吉(作画)による、1993年に連載され、一度入手困難となるが、ファンからの熱い要望により復刻版(太田出版 刊)が発行された伝説のカルト的人気コミック。
舞台はパラレルワールドの日本。「国民クイズ」とは、日本国憲法にて定められた国権の最高機関として位置し、クイズで勝ち残ればどんな願いでも政府によって叶えられるクイズ番組。それぞれが自分の欲望に正直に、【勝てば願いが叶い、負ければ欲望の代償としてそれぞれの願いに見合った罰金、又は過酷な強制労働や徴兵に送られる】という究極のデスゲーム。その司会者であるK井K一(山田孝之)は、持ち前のパフォーマンス力で人々を熱狂の渦へと巻き込んでいた。
国民クイズの崩壊を目論む組織がK井K一と接触したその時、彼を中心とした狂乱が幕を開ける・・・!
■THE SEVENクリエイターのコメント&プロフィール
チーフプロデューサー 森井輝
<コメント>
サプライズを視聴者の皆さんに届けたいと常々考えていますが、原作を佐々木プロデューサーより提案され、その内容に衝撃を受け、直ぐにNetflixさんと実写化実現に動きました。素晴らしい監督、素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフに恵まれ、ここに発表できることを嬉しく思います。
「国民クイズ」で描かれるディストピアニッポン。政府が仕掛けた欲望を掻き立てるド派手で醜悪なクイズ番組。それに惑わされる国民。このもしものニッポンで起こる狂乱を見ているうちに、視聴者の皆さんは何かに気がつき、驚くはずです。どうぞお楽しみに!
<プロフィール>
「幻の光」や「キッズ・リターン」、「血と骨」など多くの映画制作に従事した後、「MOZU」(国際エミー賞にノミネート)など数々のシリーズヒットコンテンツをプロデュースする。中でも、自ら企画した「今際の国のアリス」はNetflixシリーズとして世界配信され、日本以外にも世界各国で大ヒット。その後も「今際の国のアリス」シーズン2、「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」、「幽☆遊☆白書」など、次々に世界中でヒットする話題作を手掛ける日本有数のヒットメーカーである。待望の「今際の国のアリス」シーズン3は、2025年配信開始予定。
プロデューサー 高瀬大樹
<コメント>
バブル期に描かれたとは思えないほど、現代に通ずる原作「国民クイズ」の世界。
実写化不可能と言われた作品の実現に、全力で立ち向かいます!
<プロフィール>
「図書館戦争」シリーズや「天空の蜂」、「ミュージアム」、「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」、「亜人」、「スマホを落としただけなのに」など数多くの話題作・ヒット映画の制作を担当。世界的ヒットとなったNetflix「今際の国のアリス」シーズン1および2ではラインプロデューサー、シーズン3ではプロデューサーを務める。
VFXプロデューサー 赤羽智史
<コメント>
原作の圧倒的なビジュアルをNetflixという世界最高の映像キャンバスに再構築していく作業を楽しんでいます。
国民クイズの参加者同様、貪欲に良い画を獲りにいきます!
<プロフィール>
数々の作品でVFXプロデューサーとして活動。これまでに「翔んで埼玉」、「コンフィデンスマンJP」、「シティーハンター」、「幽☆遊☆白書」など多くのヒット映画・ドラマを担当する。昨年のアジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(AACA)2024では、「幽☆遊☆白書」がVFX(視覚効果)部門でグランプリを受賞し、日本作品のVFX技術を世界に広く認知させた。