これまでのTVCMシリーズ『マイホームマン』では、堺演じるサラリーマン“家内守”(やないまもる)が、突然街に現れた“かいじゅう”(怪獣)とバッジを使って巨大化し戦い、オープンハウスで契約したマイホームの建設予定地を守った。
第4弾となる本作「反抗篇」では、家内守の家族が初めて登場する。マイホームの建設予定地から少し離れたマンションの一室の窓際。そこには、再び街に現れた“かいじゅう”と戦う家内守を見守る妻と娘の姿が。ところが2人は、夫/父の戦いよりも、マイホームを建設中の駅近の土地や、彼氏に言われた言葉のほうが気になる様子。それぞれの思いで見守っている視線を感じながら、夢のマイホーム建設中の土地を守るために奮闘する家内守。特に、闘っている最中に、娘の彼氏の存在を初めて知った父親の心の機微を見事に表現した堺の演技と「父親と反抗期の娘あるある」のシーンは見どころだ。

今作で初めて“家内守”の家族(妻、娘)が登場したことについて注目ポイントを堺は「やはり、家族の物語ですからね。おうちは家族のためのものなんだなというのを今回のCMですごく思いました」とおうちに対する価値観を告白。面白いと感じたポイントについて「家族それぞれが違うことを考えているのがおもしろいですよね。奥さんは奥さんで別の守りたいものがあるし、娘さんは娘さんでまた違うことを考えているし。一見バラバラなようでまとまっていて、同じようでも違っていて。そういう同じところと違うところが家族のリアルなところだなっていう気がするし、それを温かくしっかり守ってくれるのがおうちなのかな」と話し、「もっと絡みたかったですね。これからおいおい家族とのお芝居が増えてくることを期待したい」と今後の展開に意欲をみせた。