
鞘師は、金田明夫が演じる、救命救急に搬送された時にまどかと出会いその後無事退院するも、後日末期の肝臓がんが発見され余命宣告を受けた吉岡稔(よしおか・みのる)の娘・明日香(あすか)を演じる。
明日香は、一時退院していたが体調が思わしくなく再び入院となった父・稔の付き添いで、看病するために病院を訪れる。みるみる弱っていく父に明日香はどのように向き合うのか・・・。
鞘師はモーニング娘。9期メンバーとしてデビュー。センターとして人気を博し、2015年に惜しまれながら卒業。ダンス留学を経て、現在はソロでの歌手活動を中心に、ドラマや舞台、映画などで活躍の場をますます広げている。
明日香はまどかと同い年という役どころ。まどかとのやり取りにも注目だ。
朝加は、鈴木演じる外科医・菅野の恩師、島の診療所の医師・古川喜代子(ふるかわ・きよこ)を演じる。
古川は、7年前に菅野と本郷(溝端淳平)が研修医当時、研修場所として訪れた古花島の医師で、アロハシャツに短パン、ビーサンというラフな出で立ち。島で唯一の医師として長く島民を診ていた古川が、体調を崩して菅野の手を借りることになるのだが…。そして清桜病院を離れ、再び古花島の医師として働くかどうか悩んでいた菅野の研修当時の過去も明かされる。
数々の映画・ドラマに出演し幅広い役をこなしてきた朝加。TBSドラマへの出演は、2021年の火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』以来4年ぶりとなる。他の医師たちとは違い、一風変わった出で立ちの古川をどのように演じるのか。

<鞘師里保 コメント>
金田明夫さん演じる末期がんを抱えた父の娘、明日香を演じます。
家族との残された時間をどう過ごしていくか。その先ではどのように向き合っていくのか。家族間と、患者の家族としての関係性も濃く描かれています。研修医として奮闘するまどか先生を始め、医療機関で働く皆さんへのリスペクトの気持ちが更に募っていく作品です。個人的には子を持つ母親の役に初めて挑戦しています。
決して長くはない撮影期間の中で、久しぶりにご一緒できたストイックな芳根さん、幼少期から作品を拝見していた金田さん、皆さんと温かいコミュニケーションを交わさせて頂き、それぞれのお仕事の哲学について伺えるなど、貴重な時間を過ごすことが出来ました。

<朝加真由美 コメント>
いち視聴者として人の命を預かるお医者さんのお仕事って本当に大変! と若いお医者さんたちの輝きをドキドキしながら拝見していました。そして離島で働くお医者さんの大変さは私も他作品で強く感じていたのですが、まさかその私が離島のお医者さんなんて! 患者じゃないの? 大変! どうしよう! 鈴木伸之さん演じる菅野の良き先輩に映るよういつも以上に緊張感を持って演じさせていただきました。どうぞお楽しみに。