講談社の漫画雑誌「Kiss」にて、2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の同名作が実写ドラマ化した本作。
小学校の先生をしている既婚者の綾乃（山本美月）が、行きつけのダイニングバーで働く朱里（栗山千明）との出会いから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれている。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったらすべてがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだ全然おとなじゃない。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマだ。
今回解禁となったのは朱里に関係の深い2人で、おとなの恋愛にほろ苦さを加えるキーパーソン。
桐山漣は、かつて朱里が勤務していた美容院で働き、現在は店長を務める森田俊介役。今回演じる森田は、既婚者にも関わらず女癖が悪く、その影響が綾乃と朱里にも及ぼす。桐山は、「仮面ライダーW」にて菅田将暉とW主演を務め、昨年だけでも「肝臓を奪われた妻」や「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」など、1年間で出演した連続ドラマは6本を誇る人気俳優。役柄に応じて演技スタイルを柔軟に変え、見事に演じ切る桐山が、本作でも見る人に強い印象を残していくこと間違いなし。
そして、朱里の元恋人・河北由香子を演じるのは、河北麻友子。由香子は、かつては朱里と付き合っていながら、現在は結婚し、子供も生まれています。由香子が朱里に罪悪感もあり、よかれと思ってとった行動が、綾乃と渉をも巻き込む事態に発展していく。河北は、2003年に「第9回全日本国民的美少女コンテスト」 グランプリ・マルチメディア W受賞し、その後モデルに、ドラマに、バラエティにとマルチに活躍。ドラマでは、明るく親しみやすさのある演技で「白鳥麗子でございます!」では主演を務め、大河ドラマ 「八重の桜」や「M 愛すべき人がいて」など話題作への出演も後を断ちません。本作では、元恋人役、そして母親役と2つの顔を見せる河北の演技にも注目だ。
＜コメント＞
■桐山漣
『おとなになっても』への出演が決まった時の感想
この人生の中で、美容師役を演じてみたかったのでようやく来たかなと素直に嬉しかったですね。
すぐにありがたく引き受けさせていただきました。
ドラマの注目ポイント＆視聴者へメッセージ
ドラマには色んな登場人物の色んな切ないや苦しいがあるんですが森田は悠々と過ごしています。
自分にとっての幸せや喜びって何だろうと考えるきっかけになれば嬉しいです。
大久保家のある人物とのシーンにもぜひ注目してもらえると嬉しいですね。
■河北麻友子
『おとなになっても』への出演が決まった時の感想
原作がある作品には、すでにたくさんのファンの方々がいらっしゃるので緊張感がありました。
でも台本を読んだり、衣装合わせなどで監督やスタッフさんと話したりしているうちに撮影がどんどん楽しみになりました！
ドラマの注目ポイント＆視聴者へメッセージ
この作品は様々な愛の形があるドラマで、だからこそ、よりリアルに感じられる作品になっていると思います。
それぞれ複雑な思いを抱えている個性豊かな登場人物から、どこか共感や勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです。
