
本作の主人公は、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂(多部未華子)。働くママが主流となった昼間の街で中々自分と同じような主婦仲間を見つけられずにいた。そんな中、立場は全く違えど、同じように“家事”にまつわる様々な問題を抱える人たちと出会い、交流していくことになる。今やどんな立場であっても生きていく以上は誰かがやらなければいけない家事というお仕事。「実はみんな同じように毎日の家事に泣いたり悩んだりしているんだ」とホッとしてクスッと笑える。“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマ。
第1話放送後にSNSでは、「専業主婦あるあるがわかりすぎる」「ワーママ1年目を思い出して泣ける」「子どもいる人は絶対観るべきドラマだわ」「独身女性だけどいろいろ考えれて面白い」などの感想が飛び交い、専業主婦・働くママの日常をリアルに描いた本作への共感の声が多くあがった。第1話では、それぞれの家族の現実が浮き彫りになった。専業主婦、働くママそれぞれの奮闘には、「私も同じだ」と、共感した人もいたのではないだろうか。第2話では、ディーン・フジオカ演じるエリート官僚の育休パパ・中谷達也が登場し、娘と過ごす昼間の時間にも大きな変化が生まれてくることに・・・。
そしてこの度、詩穂の娘・苺(永井花奈)のかかりつけ小児科医・蔦村医院の若先生こと蔦村修司役を朝井大智が演じることが決定した。田辺桃子演じる晶子と結婚し、蔦村医院を切り盛りする若き医師である修司。妻である晶子が、姑や患者たちから“早く医院の跡取りを産んでほしい”と“子作りプレッシャー”を受けていることには気付いているが・・・。子どもがいない若き夫婦が、どんな道を選んでいくのかにも注目いただきたい。
■第2話あらすじ
詩穂(多部未華子)が、家事と仕事の両立に追い詰められた礼子(江口のりこ)に寄り添ったことで、立場は違えど互いに悩みを話せるママ友になった2人。
その矢先、詩穂は公園で、厚生労働省の官僚で2年間の育休を取得しているパパ・中谷(ディーン・フジオカ)と出会う。娘の苺(永井花奈)と年頃が近い初めてのパパ友ができたことに一瞬は喜んだ詩穂だったが、中谷は自らの育児計画に自信満々で、詩穂に対しても「専業主婦なんて贅沢」「旦那さんがかわいそう」と見下すような発言を繰り返す。中谷の娘・佳恋(五十嵐美桜)と友達となれて嬉しい苺とは反対に、詩穂は中谷と仲良くなれる気がせず、もやもやとした思いを抱えることに。中谷の愚痴を坂上さん(田中美佐子)に聞いてもらっても、まだ憂さが晴れない詩穂。しかしそんなこととは知らない中谷は、詩穂と苺を水族館へと連れていって・・・。