
本作は、テレビ局の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一(阿部寛)が闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく完全オリジナルストーリーの社会派エンターテインメントを描く。
この日、初回放送に先駆け行われた完成披露試写を観客に混じって鑑賞した阿部は「ようやく僕たちも今日初めて見てたんですけど、ハラハラドキドキした」と吐露、しかし実際に観客の反応を見て「メインキャスターっていう、もう重くて自分でどうやって演じようかな、ちゃんと抜擢されてるキャスターになってるかなって心配した。(観客の反応を)今日見て、安心しました」とにっこり。「人に伝えなきゃいけない、そういう使命を僕もすごく感じていて、スタジオに立ってるシーンはすごく新鮮な気持ちでやらせていただいて、緊張しながらもすごく楽しかったです」と撮影を振り返った。
また、撮影が始まる前には実際の報道番組の現場を訪問したそうで「裏側を見させてもらって、いろんな人が動いていて、いろんな部署があって、これだけ多くの人がいて、それぞれの仕事を持ってやってる」と現場で気づいたことを話し、「この裏側の人間模様っていうのは、実際そのニュース番組には出ないけども、そういうことをちゃんと描かなきゃいけないなってすごく学んだ瞬間」と明かした。
さらに、過去のいろんなキャスターの映像を見たといい「どういう風にものを伝えていくのか、キャスターは冷静じゃなければいけないけど、その中にちょっとした感情を乗せて伝えていく、そういうものもあるんだなってことを思いながら、表現の仕方を増やしていこうと思っていました」と役作りについて語り、『キャスター』に出演したことで変わったことを聞かれると「どうやってこういう情報を自分の中に取り入れていったらいいのか、いろんなニュースがある中でどれが自分がちゃんと心にとめていった方がいいのかとか、そういうものを考えながらいろんなものを考えながら見るようになりました」と話していた。
会見ではドラマにちなみ出演者同士のスクープを発表する場面も。
阿部は永野のスクープとして「芽郁ちゃんってものすごく足が速い」と言い、「自分でそれを自負してるとこがあるんです」とぶっちゃけると永野は「恥ずかしい!」と赤面。そのスクープの裏取りについて阿部は、先日出演した“オールスター感謝祭”でのバスケ企画で永野は投げる側ではなく走る側で申請してたことを明かし「失敗すると泥まみれになるけどそれでもいいの?」と改めて確認をすると永野は「泥に入らないぐらい速い自信あります、球技よりは足のほうが自信ありました」と得意げな顔を見せ、速度が25キロと説明されても「長くなりすぎると難しいかもしれないですけど数分ならやれる気がします!分かんないですよ?やってないんで、走るのには自信ある」と自信満々な様子に阿部は「チャレンジャーなんですよ」と誇らしげな顔をみせていた。