
熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』。監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK/23)など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合優実が演じている。今最も話題の俳優を迎え、観客や視聴者から絶大なる共感を呼ぶ大九監督の新境地にして最高傑作が完成した。
この度、主人公・小西(萩原利久)と桜田(河合優実)の微笑ましいデートシーン、そして桜田とさっちゃん(伊東蒼)が感情を露わにする河合と伊東の熱演が胸を打つ本編映像が一挙解禁となった!
「ブラジル黒豆出汁 編」では主人公・小西(萩原利久)と桜田(河合優実)がよく訪れるカフェでの一風変わったメニューをマスター(安齋肇)にオーダーするシーンが解禁。「ブラジル黒豆出汁」「フリスビー焼き」とメニューに書かれた名前で注文する小西と桜田に、「コーヒー」、「ホットケーキ」と普通の名称で答えるマスター。そんなマスターに吹き出してしまう可愛らしい小西と桜田。
さらに、小西が桜田にセレンディピティを感じたまさしく運命的なシーン「今日の空が一番好きって思いたい 編」の他に、さっちゃん(伊東蒼)が小西に涙ながら想いを伝える切なさ100%の「私を思い出してほしかった 編」、お団子姿とは打って変わって髪を下ろし痛々しい表情の桜田が「命ってほんまにひとつなんですね」と言葉を絞り出す「泣くことが痛いと知った 編」と、河合と伊東の熱演が垣間見えるシーンが解禁となっている。
【ブラジル黒豆出汁編】
【今日の空が一番好きって思いたい編】
【私を思い出してほしかった編】
【泣くことが痛いと知った編】
<物語>思いがけない出会いから始まった、最高純度のラブストーリー
思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲うー。