
縦型ショートドラマ『この顔であってる?』で主演を務めた松本は、オファーを受けた際の心境について「自虐的な言葉を使うのであれば、また、狂気か」と吐露。縦動画での撮影について「(縦で)すごく狭いので、2人が向かい合った時にどのくらいの距離感で入ったら面白いのかとか画角っていうのをすごく意識はしました。あと、携帯で見るからこそ、皆さんに見てもらうためには何かこう惹きつける、インパクトのあるものを所々で仕掛けていくそういった計算もなかなかすることはないので、とても面白い体験でした」と笑顔で振り返った。
本作で芸能マネージャー役を演じた松本、ドラマの見どころを聞かれると「先ほどまた狂気かと言いましたけれども、その狂気というのは心情の深いところから繋がらないと私もなかなか難しくってですね、撮影2日間でタイトだったんですけどここにもう全てをつぎ込んだ」と明かし、「よく憑依型とかって言われたりとかするので、そこも自分ツッコミをしてみようかなとか色々遊んだところがあるのでぜひ見ていただきたいです」とアピールしていた。
「ショードラ」は、ソーシャルネットワーキングサービス・TikTokを始めとした“縦型ショート動画”がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれるこの時代に、“縦型ショート動画”の持つ〈身近さ〉と、ドラマの持つ〈物語性〉を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、ショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクト。
本コンペティションは、“縦型ショート動画”の新たなドラマの『カタチ』を通して、「ドラマをつくりたい」クリエイターと、「ドラマに出演したい」役者に出会うことを目的として開催された。
この日、受賞式のゲストには松本のほか、髙嶋政伸、鈴木おさむ、阿部なつきが出席。司会はフリーアナウンサーの森香澄が担当した。