©志村貴子/講談社 ©HJホールディングス

講談社の漫画雑誌「Kiss」にて、2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の漫画作品『おとなになっても』が、実写ドラマ化し、2025年4月26日(土)からHuluにて独占配信される。
本作では、小学校の先生をしている既婚者の綾乃(山本美月)が、行きつけのダイニングバーで働く朱里(栗山千明)との出会いから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれる。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったらすべてがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだ全然おとなじゃない。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマとなっている。

©志村貴子/講談社 ©HJホールディングス

4月26 日(土)に配信開始する1・2話の場面写真を公開。予告映像ではみられなかった複数の場面も切り取られ、ビターな恋物語がついに動き出す!
第一話では、小学校の先生をしている既婚者の綾乃は、久しぶりに立ち寄った行きつけのダイニングバーで、朱里に声をかけられる。二人は初対面ながら意気投合し、路上で衝動的にキスを交わす。その後、キスの余韻に浸りながら、終電を逃した綾乃を朱里が家に招き入れる。柔らかな雰囲気を纏った見た目とは反対に、大胆な行動に出る綾乃にどんどん惹かれていく朱里。この日に確かに恋に落ちたことを感じ、お互いに「会いたい」と気持ちを募らせながら日々を過ごすも、綾乃が既婚者だったことが判明したことで、事態は一変してしまう。

©志村貴子/講談社 ©HJホールディングス

第二話では、朱里の元恋人・由香子が主催するBBQに、なぜか参加することとなった綾乃と渉。渉は、いざ綾乃と朱里を目の前にすると、頭の整理が追いつかない。後日、突然訪ねてきた渉の母・依子に事情を話すと、「そんなことで離婚なんてバカバカしい」と一刀両断。依子がその日訪ねてきたのは、とある目的があって……。朱里を慕う気持ちや、渉とこれまでの築き上げた思い出や信頼など様々な複雑な想いを抱えた綾乃は、一体なにを考え、どんな行動に移すのか。

©志村貴子/講談社 ©HJホールディングス

さらに、志村貴子原作『おとなになっても』のイラスト入り相関図が解禁!誰かを好きになることの痛みや、登場人物たちが大人としての人生を歩み、また大人ゆえのもどかしさが常につきまとう、複雑な関係性が相関図で表現されている。
綾乃と夫の渉(濱正悟)の間には微妙なズレがあり、朱里との出会いによって夫婦の関係が揺らぎます。強引な渉の母・依子(麻生祐未)の提案により、引きこもり気味の妹・恵利(錫木うり)も加わった一筋縄ではいかない義実家での同居生活が始まったことで、生活にも大きな変化が訪れる。渉自身も、綾乃の告白により自分自身と葛藤し、実家とのギクシャクした関係も相まって孤独を抱えていくことに。一方の朱里は、綾乃に帰る家庭があるのに対して、特定のパートナーがいない状況。好きなのは自分だけではないのかという不安や、既婚者を好きになってはいけない理性を抱えながら、目の前の恋にひたむきに向き合っていく。ダイニングバーやかつての職場の美容院など、様々なコミュニティで過ごす朱里には、元恋人の由香子(河北麻友子)や、クラブで出会った自主映画監督の久遠茜(織田梨沙)の影が……。
また、本作の魅力の一つは原作ファンも納得のキャスティング。原作キャラクターのビジュアルはもちろん、仕草や話し方に至るまで作り込まれており、まさに漫画からそのまま飛び出してきたかのような雰囲気を纏っています。原作の持つキャラクターの魅力がそのまま、自然にキャラクターとして存在している。先日解禁した予告映像でも「原作通りに作ってくれている!これはますます期待度アップ」「漫画に出てきた人たちそのまま!」などの声も多数寄せられ、配信開始前に更に期待が高まっている。原作とのビジュアルの比較も楽しめる相関図に仕上がった。