
この日の舞台挨拶では、登壇者の名前が書かれたカードが入った『パリピBOX』を使って本作の見どころなどを回答するトークコーナーが行われた。
上白石は『何度見ても発見がある内容になっていますが、見落としがちだけど、ここは1番推したいシーンを教えてください』という質問を回答することに。「全シーン見逃せないんですけど」と悩みながら、「やっぱり英子としては、オーナーのリアル三国志オタク語りはぜひ注目をしていただきたくて」と森山未來演じるBBラウンジのオーナー小林のシーンを推薦。「ほんとに森山さんは三国志大好きで、台本からもっと増幅させたようなことをおっしゃるので、英子としては本当にオーナーが何を言っているのかわからない(笑)」とぶっちゃけると、向井も「僕も分かってない」と同調。上白石は「そこがリアルに感じられてとてもよかった」と明かす、森山は「別にマニアというほどではないですけど、昔からすごく好きでどういう話がどういう風にってのはわかるぐらいですね。だから最初から考えてプロデューサーとか監督とかと話しながら進めとけばいいのに、来る直前ぐらいに『ここはこれはまるんちゃうかな』とか自分で考えちゃって、で来たらまずプロデューサーに『これ、これでいけるかな』と提案して、そしたらお姉ちゃんが本当に三国志すごい詳しい方なんで、そことやり取りしながらGOが出たらやる。だからそのプロセスは誰も見てない」と裏話を明かしつつ「ほんとに三国志のことしか確かに考えてないですね、この現場では」と三国志への想いを語っていた。
同作は、累計発行部数250万部突破のメガヒット大人気漫画「パリピ孔明」(講談社「ヤングマガジン」連載中)。2023年秋に放送された実写ドラマの劇場版となる。三国志の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、なぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌)の歌声に心奪われた孔明は、英子とともに音楽の力で<天下泰平>を目指す。
舞台挨拶には上白石のほか、向井理、神尾楓珠、詩羽、ディーン・フジオカ、森山未來、&TEAM・HARUAが出席、MCは宮野真守が担当した。