
原作は、熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした同名作。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことの多い大九明子が監督を務め、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、⼩⻄が恋に落ちるヒロイン・桜⽥花を河合優実が演じている。
ついに公開を迎えた本作について萩原は「いろんな方に取材していただいたり、宣伝したり、この半年間ずっとこの映画と常に一緒にいたような感じがしていたので、やっとこの日を迎えたという感覚がすごく強くてですね、こうしてたくさんの方に見ていただけてるのがすごく嬉しい」とにっこり、「現場のことを振り返ったりする度に、たくさんの方がこの作品に携わっていて、ほんとにチームと言いますか1人1人が力を出し合って作った作品だと思いますので、やっぱこれは何より見ていただくことでそれが1番形になる、ここからほんとに1人でも多くの方に届いてくれたらいいなというのが今の気持ちです」とアピールした。
舞台挨拶では、劇中で萩原演じる小西が「傘」、河合演じる桜田が「お団子」で自分を武装していることにかけて『自分を守ってくれるもの・チャームポイント』を発表することに。
萩原は悩みながらも「手ですかね」と答え、観客に大きな手を見せながら「人に褒めていただく機会が1番おおくて、指が長くて、大きい、良いらしいです」と照れながら「自分で探すの難しいですけど、手はいろんな方に褒めていただけるのでチャームポイントになっていきましたね」と話した。
また、理想の休日デートで行きたい場所を問われた萩原は「プライベートで申し訳ないんですけど、この時期、僕が見てるバスケットボールやサッカーは非常に熱い時期でして、映画館で観戦できるのがあるっていうのをついこの間知って行ってみたいと思いました」と意欲をみせた。
そして、最後に本作のタイトルにちなみMCから『今日の空はいかがですか?』と聞かれた萩原は上を見上げ「1番好きです!」と満面の笑顔をみせていた。
舞台挨拶には萩原のほか、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代、監督の大九明子が出席した。