
宮田は、2023に年アイドル歌会短歌研究員就任以降、短歌甲子園をモチーフにした『春、出逢い』(講談社)を発売。短歌、縁の地でもある宮崎日向市の短歌甲子園審査員など短歌の良さを少しでも発信できるよう活動中。
4月21日に発売した写真短歌集『わたしのをとめ』は、和装・洋装を着た本人写真と短歌がコラボし、制作全て本人監修し様々な分野のプロフェッショナル集結で出来上がった渾身の1冊となっている。
本人の誕生日でもある4月28日、生誕記念としてサイン本お渡し会が行われた。
お渡し会前に行われた取材会に登場した宮田。聞き馴染みのない“写真短歌集”について「写真と短歌が入ってます」と笑顔を見せ、「私が最初にまずイメージの世界観のプロットを書いて、それを皆様と共有して、そこからカメラマンさんやメイクさんとかと、どういうふうにしていこうか相談して、写真を撮り、その記憶を踏まえて、私がその世界観で短歌を詠んだ本です」と説明し、「頭の中にいる理想の美少女みたいな“乙女”を表したいというところからプロットが膨らんでいるので、壮大と言えば壮大ですけど、結局は私の頭の中のことなので」と語った。
撮影を終えてから執筆活動を行なったそうで、苦労した点については「最初は50首行けると思っていたんですけど、作り始めてみると意外と量が多いなと。でも意外と大丈夫で、なんならすごく楽しかったです!」と充実感をみせ、「自分がイメージしたものを短歌にしていくこととかがすごく楽しかったんですけど、被らないようにとか、私の中では景色は違うけれども、言葉にすると似てしまったりとかするので、そういうのがないように工夫しました」と微笑んだ。
本のタイトルにちなみ、自身の“乙女な部分”について聞かれると、「私、可愛いところいっぱいあるんですよ!」と即答。「すごく仲の良いお友だちがいて、その子の友だちにすごく可愛い、私と合いそうな女の子がいると言われたから仲良くなりたくて、その子が好きだという『ブルーロック』を、それまで読んでなかったのに好きと聞いた瞬間に全巻買って速攻読んで、アニメも全部見て、その子がインスタに載せていた飲み物と同じものを飲んだりして、なんとか仲良くなろうと頑張りました。今ではめっちゃ仲良いです!ここはちょっと可愛い部分で、乙女だなって思います」と自画自賛していた。
お気に入りの写真について、黒い服のカットで「前髪を斜めにしていて、私はおでこがすごい広くて、おでこが出ると顔が楕円になって、お米みたいなんです。すごい白っぽくて、お米みたいで可愛くて縁起が良さそうなので、そのお米らしさを見ていただいて、好きなお米に例えていただけたら良いなって思ってます。あまり“米ショット”は無いので、レアかなって思います(笑)」と、これまでの活動で見たことのないレアカットが多いと明かし、表紙の黒髪ロングの髪型についても「今回、ウィッグでやっていただいたんですけど、高校卒業してからずっと髪を染めているので、高校生の時の写真をたまに載せたりはするんですけど、ファンの方も初めてだと思います」と語った。
また、イベント当日に27歳の誕生日を迎え、「ファンの方にお誕生日当日、直接祝ってもらうことってあまりないので、すごく楽しみです!」と期待を寄せ、「今日がお渡し会で読んでいる方は少ないと思うので、読んで良かったなという歌や好きな写真を後で教えてほしいです!」と答えた。
27歳の抱負を聞かれると、「スケジュールをきちんと立て、締切を守り、余裕のある生活をしていきたいなと思い、私も晴れて堂々とアラサーを名乗れるので、ちょっと大人の余裕というものを身につけられたらいいなと思っています」と意気込む。
やってみたいことについては「なるべく色んなところに行きたい」と話し、「今年1年じゃ無理だと思うんですけど、今年から47都道府県全部行って、各地の名産品の特徴を言えるようになりたいです!」と語った。