
本作は、2017年に韓国(SBS)で放送されたチ・チャンウク主演の韓国ドラマ『あやしいパートナー』の日本リメイク版で、八木勇征(FANTASTICS)と⿑藤京⼦がW主演を務める。最悪の出会いから始まった二人。この出会いは偶然?それとも必然なのか……。運命を信じたくなる、恋に臆病な2人の甘くて苦いラブコメディを主軸に、とある事件を巡って<ミステリー要素>も交錯するドキドキハラハラの新感覚の“サスペンス×ラブコメディ”となっている。
弁護士から「最悪な検事」と呼ばれるほどのキレもの検事・立石春斗役を演じる⼋⽊勇征は、オファーを受けた時の心境を「原作が韓国である中で、僕自身W主演としてリメイク作品をやるのが初めてだったので、原作に忠実にしていこうと思ってはいたんですけど、(韓国版で主演の)チ・チャンウクさんの方から「リスペクトがありつつも、僕たちにしかできない特別なものにしてください」とおっしゃってくださってて、良い意味で肩の荷が降りたというか。僕たちにしかできないリメイク版『あやしいパートナー』ができたんじゃないかなと思います」と振り返る。日本版リメイクして注目してほしいところについては「ラブコメではあるんですけど、サスペンスの部分も描かれていて楽しめる作品になっているんじゃないかなと。物語の展開も目まぐるしく変わっていくので、飽きることなくこの作品の世界観に入り込んで視聴できるんじゃ無いかなと思います」と力強く語った。
今回、検事役に初めて挑戦した八木。「法廷でのシーンでは専門用語も出てきて、僕は憲法はちょっと疎いもので、こういう罪があるんだと初めて知る時があったんですけど、そこは特別な緊張感がある中での撮影だったのですが、スタッフの皆さんや出演者の皆さんと手を取り合いながら法廷シーンも良いシーンが撮れたんじゃないかなと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」と苦戦しながらも手応えを感じていたよう。
共演者とのエピソードを聞かれ、幼馴染の弁護士・梅原蓮を演じる草川拓弥との間で、「本読みしてからビジュアル撮影するまで、拓弥くんのことをずっと年下だと思ってたんですよ。取材の時に、僕は『拓弥くんは今後やっていきたいこととかあるの?』とか、後輩だと思って聞いたら『そうですね、僕も30なので……』って言われて、『30!?あなた30なんですか!?』ってびっくりしちゃって。こんなにも年下に見える先輩に出会ったことがなかったので。奇跡の30代」と、草川の見た目と年齢のギャップに驚いたことを明かす。「蓮はどこか何をするにしても憎めないという特徴があると思ってて、それを拓弥くんが見事に体現してくれたなと撮影通してすごい思いました」と話し、年上だと気づいてから接し方を変えたのか聞かれると、「ちょっと変えたら逆に拓弥くんが居心地悪くなったみたいで「マジでいつも通りでいい!』って。優しいんです」と微笑ましいエピソードを語った。
作品にちなみ、“思わぬ出会いをきっかけに始めたこと”については「FANTASTICSというグループに所属しているんですけど、そのオーディションがあったんですけど、開催されていること自体、僕は全然知らなくて、地元の友だちが僕に連絡をくれたんですよ。僕が歌が好きなのを知っていたから連絡をくれて、あの連絡がなかったら僕はFANTASTICSにもいなかったと思うし、こうやって『あやしいパートナー」をやっていなかったと思うと、あの連絡があって良かったなと思うところから、携帯電話があって良かったなって思いました!」と友人と携帯電話への感謝を語った。
また、“人生に絶対欠かせないパートナー”を聞かれると「僕はメンバーですね」と即答。「兄弟でも家族でもないけど、こうやって僕が活動していく上では絶対に欠かせない存在だなと思っています。仲はめちゃくちゃ良いんですよ!同じボーカルの子(中島颯太)が年下なんですよ。で、僕よりもしっかりしているし、色々僕が足りない部分があったらすぐ言ってくれるんですけど、僕たちは特別仲が良いんじゃないかなとは思うので、そういう存在が近くにいて嬉しいですね」とメンバーへの愛が溢れた回答だった。
イベント後半では、「目指せ全問一致!あやしい?パートナー検定」と題し、3つのお題で2人の回答一致を目指す企画も行われた。1つも一致しなかったら罰ゲーム、という司会の言葉に「嘘でしょ!?」と声を上げる八木と齊藤。
1つ目のお題が“第1話で一番好きなシーン”だったのだが、2人が揃って「バスの中の出会いのシーン」と回答。無事、罰ゲームが回避できたことで嬉しそうな八木だった。
続く2つ目のお題“撮影期間内で一番笑った出来事”も広い意味で一致させる。
3つ目の“影終了したご褒美で今一番やりたいこと”を聞かれると、八木は「ただただ癒しを求めて」と“温泉旅行”、齊藤は「大好きなので」と“ラーメンを食べたい”と記し、残念ながら一致しなかったものの、罰ゲームをやらずに済んで安心している様子の八木と齊藤だった。
最後に会場の観客へ向け「皆さんが世界で一番最初に1話を見たということで、続きが気になってくださった方がいたら本当に嬉しいなと思います。明日から初回放送なので、皆さんにも盛り上げていただきたいですし、僕たちキャスト、そしてスタッフ全員が作品が良くなるように同じ方向を向いて日々頑張って撮影をしてきたので、皆さんに届けば良いなという思いです」とメッセージを送った。