
原作は、<美>と<エンタメ>が共鳴する傑作マンガとして日本中のZ世代の心を掴んだ韓国発の大ヒットWEBマンガ「女神降臨」(yaongyi著)。本編全223話の長期連載された原作をベースに、映画では日本オリジナルの要素を入れて、メイクで人生を切り開いた麗奈が高校生から大人になるまでの‟恋“と‟夢”を追いかける【9年間の物語】を、二部構成のもと壮大なスケールで描き切る。
前編『Before 高校デビュー編』では高校生だった3人が、後編『After プロポーズ編』では大学生や社会人に。
『女神降臨 After プロポーズ編』の公開日である5月1日(木)に行われる初日舞台挨拶には、別人級メイクで〈女神〉に大変身を遂げ、メイクアップアーティストへの夢を決意した主人公・谷川麗奈役のKōki,、麗奈と究極の三角関係を繰り広げる同級生で、医療の道に進むことを決めた神田俊役の渡邊圭祐と、歌手デビューを果たした五十嵐悠役の綱啓永ら主要キャスト3名、そして俊の幼馴染で、麗奈をライバル視していた川島愛美役の菅井友香、かつての俊と悠の同級生で同じバンドメンバー・葉山楓役の宮世琉弥が登壇。
さらに、後編で新たに登場する、麗奈に想いを寄せる!?大学の先輩・木島雄星役の堀夏喜(FANTASTICS)、麗奈がメイクアップアーティストへの道を歩むうえで大きな役割を果たす大女優・鏑木瑠璃子役の筒井真理子、そして星野和成監督の超豪華キャスト・スタッフが一同に集結。それぞれが大人になり懸命に夢を追いかける3人の物語や恋愛模様、撮影の舞台裏など、本作の魅力をたっぷりと語り尽くす。
9年間の物語という長い年月を演じる上で、意識していたことをKōki,は「麗奈は9年間の中で、より後編の部分で自分の夢に向かって突き進んで頑張る姿が印象的だなと思ったので、もっと自分を表現したいとか、新しい自分に出会いたいという願望というか、そういうすごくポジティブな気持ちは表現したいなと思っていて、そこは気をつけていました」と振り返り、星野監督とも「大きく変えるということではなく、衣装の部分で後編ではより華やかな色を着てみたり、華やかなメイクをしてみたり、そういう些細なことでずっと麗奈は努力して勉強してたんだということを表現できたらいいねとお話していました」と明かす。
渡邊は「前半は特に“氷の王子”と名前がついているぐらいだったので、その凍っている部分をすごく意識したんですけど、そのきっかけになったことが後編になって明らかになってきて。楓や悠、3人のバンドメンバーの関係だったり、人との距離感が詰まって、麗奈とも自分の夢とも真正面から向き合えるようになった駿を見せれればと思ってやっていました」と語る。
そして綱は「前編は若々しい情熱的な部分を意識していて、その辺は成長もしていますし、皆との関係値も変わってきている中でアーティストデビューも果たしているので、大人の情熱はすごく意識しました」とドヤ顔。
そんな綱を間近で見てきたKōki,と渡邊に対して、司会から「綱さんの大人の情熱は感じられましたか?」と問いかけられると、Kōki,は「同じ曲で、前編と後編で綱くんが演じている姿を見て、後編のライブシーンは聞いていてジンとするというか、今まで麗奈が経験したことだったり、麗奈と駿、麗奈と悠の記憶がバーっとフラッシュバックするような瞬間だったので、文化祭のシーンとはまた違う魅力が溢れている悠に感じました」と答えると、綱は「良かったです。伝わってました」と安心した表情を見せる。
続く渡邊は「物理的にまず肌を見せていたので、セクシーの大人の要素で加点かなと思います」と笑いを誘った。
さらに、後編のタイトルにちなんで、本作のヒロイン、“女神”ことKōki,に向けて、自分の「理想のプロポーズ」を披露する「プロポーズ神降臨 選手権」を実施。男女問わず登壇キャスト全員がKōki,に思い思いのプロポーズを披露し、最終的に誰のプロポーズが一番心に響いたかをKōki,が判定し、「プロポーズ神」を降臨させる前代未聞の企画も行われた。
イベントの最後に代表してKōki,が「この作品は私にとって特別な存在であり、麗奈と同じで新しい自分に出会うきっかけをくれた……」と言葉に詰まる場面もありながら、「本当に素晴らしいチームの皆様、監督をはじめ大好きなキャストの皆様と作り上げた作品なので、少しでも皆様に勇気と笑顔と、私もこれをやってみたい、挑戦したい、なりたい自分になることを諦めないという、背中を押してくれるメッセージを少しでも届いたら嬉しいです」とメッセージを送った。