本作は、日本のファッション界に革命をおこし、デザイナーの草分け的存在の“ゴッドマザー”ことコシノアヤコの物語。
本作で映画初主演となる大地、世界的三姉妹の母親となる主人公・コシノアヤコ役を演じることに「あまりにもおこがましいと思った」と初めは躊躇したそうだが、「いろんな本や資料を読ませていただいてなんて魅力的な方なんだろうと思って大変おこがましいんですけれどやらせていただこうと思った。で、始まったら楽しかったんです」と言い、「本当に身近に感じられる方でしたし、ものすごいプレッシャーだったんですけど約1ヶ月充実した時間を過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。
また、15~92歳までを演じることについては「1人の方の人生を1人の役者が生きること」に共感したと明かしつつも、難しかった年齢を聞かれ「15歳です」と即答し会場を笑わせた。

この作品を通して学んだことを聞かれた大地は「1番印象に残っているのは、何かを始めるのに遅すぎるということはないという今の私にもすごく響きました」と打ち明け、「何かをチャレンジするっていうことはそれをすごく当たり前に感じていたんですけど、改めて『よし!』と思うようにすごく刺激をいただきました」と笑顔をみせていた。
この日の完成披露上映会には大地のほか、黒谷友香、鈴木砂羽、水上京香、浅田芭路、永尾柚乃、江原璃莉、監督の曽根剛が出席した。