
本作は、グアムを訪れた世代が違う男⼥3組のとある1週間を描いた物語。3世代の男⼥が考える「⼆⼈でいることの意味」とは︖「誰かと⼀緒に⽣きる」とは︖といった、⽇常から離れた環境で改めて⾒つめ直す⾃分の「⼈⽣」をテーマに、グアムの様々な舞台や景観の中でヒューマンドラマを描いていく。
また本作では、最後に1組の男⼥が別れを決断します。⾃分の⼈⽣や相⼿のことで悩み、葛藤する3世代の男⼥が、グアムでどのような1週間を過ごし、どんな答えを導き出していくのか。
※⼀部回想シーンのみ⽇本で撮影

結婚3年⽬の30代夫婦、泉美優役に「理想のオトコ」「今夜すきやきだよ」(テレ東)に続きテレ東主演作となり、映画・ドラマを中⼼に活躍を続ける蓮佛美沙⼦。美優の夫・陽介役を演じるのは、近年は⼤河ドラマ「どうする家康」(NHK)や「まどか26歳、研修医やってます︕」(TBS)など話題作に出演し、映像、舞台問わず幅広い表現⼒で評価を⾼める溝端淳平。テレ東ドラマ初出演で、蓮佛とW主演となります。また、 20代の⼤学⽣カップル、星野あかり役に2020年に俳優デビューし、ドラマ「対岸の家事〜これが、私の⽣きる道︕〜」(TBS)に出演するなど、今注⽬の若⼿俳優・中井友望。あかりの彼⽒・三崎陸役にドラマ「君には届かない。」(TBS)や結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」(ABEMA)に出演し、TikTokフォロワー数が350万⼈を超えるなど、今SNSで注⽬を集めている百瀬拓実。そして、娘に海外旅⾏をプレゼントされた50代夫婦、花⽥健次郎役に「チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ」(テレ東)や「ドクターX」シリーズ(テレビ朝⽇)など、数々のドラマや映画、舞台に出演する勝村政信。健次郎の妻・寛⼦役に連続テレビ⼩説「おちょやん」(NHK)や「連続ドラマW 事件」(WOWOW)など俳優・タレントとして、バラエティーやドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しているいしのようこが決定した。
<コメント>
■泉美優役:蓮佛美沙⼦
ふとこの先の⼈⽣に⽬を向け、“今のままでいいのだろうか”と⽴ち⽌まる瞬間。そこにパートナーという最も近い他⼈がいる場合、それは⾃分と向き合うだけでなく、相⼿とも向き合わざるを得ない時間になっていくのだと思います。グアムの美しく壮⼤な⾮⽇常空間の中で描かれる、限りなく⽇常的な会話劇を、繊細に無⾃覚的にお届けしたいです。簡単に答えが出せない、どこか⾝につまされるようなそれぞれの⼈⽣を、どこかの誰かの物語として受け取ってもらえますように。
■泉陽介役:溝端淳平
初めて台本を読んだときは世代の違う3組の男⼥が織りなすリアルな会話に⾃然と引き込まれました。求めているものがそれぞれ違って、愛なのか情なのか、維持なのか変⾰なのか、男⼥について考えさせられました。グアムへ⾏くのは初めてなので全てが新鮮に感じると思いますが、やっぱりきれいな海をみるのが楽しみです。
俳優をはじめて20年近くになりますが、常夏のリゾート地でオールロケのドラマなんて聞いたことがありません。ものすごく稀有なケースだと思います。こんな貴重な作品に携わらせていただけて感謝します。⾮現実的なロケーションの中でドキュメンタリーのような男⼥の繊細な会話が繰り広げられ、パートナーへの向き合い⽅や、相⼿への表現の仕⽅、⼈⽣観など⾃分⾃⾝も考えさせられるものが多い作品です。皆さんにとってもなにかプラスなきっかけになるような作品にできるようがんばります。是⾮ご覧ください︕
■星野あかり役:中井友望
初めて脚本を読んだ時、題名の「私があなたといる理由」という⾔葉に⾊々なものが詰まっているなと思いました。 私は、あかりという⼤学⽣の⼥の⼦を演じさせていただきます。
付き合いたてのカップルで20代という若さ故の強さ、正直さ、頼りなさ、そういう無謀で⼤胆な恋をグアムという場所で表現できたらいいなと思います。
また、私⾃⾝初めてのグアムなので凄くワクワクしています。撮影が始まるのが楽しみです。
■三崎陸役:百瀬拓実
陸は⾃由奔放で少し不器⽤、優しくて⼈間味がある所が魅⼒だと思っています。台本を読んだ時、考え⽅など⾃分と似ている所もあれば、芯の強さなど陸から勉強することもたくさんありました。
僕⾃⾝、初めてのグアムなので写真や動画では伝わらない現地の雰囲気を早く味わってみたいです。現場で海外に詳しい⼈がいたらおいしいご飯屋さんを教えてもらいたいと思います。
視聴者の⽅も展開を予想しながら楽しめるドラマなので、ぜひリアルタイムで⾒ていただきたいです。
■花⽥健次郎役:勝村政信
3世代にわたる3組の男⼥の話を通じて、多くの⼈がそれぞれの年代に共感できる部分があると感じました。⼈⽣は計画通りには進まないし、「⾃分は間違っていたかもしれない」と考えさせられるかもしれません。観終わった後の余韻を楽しんでいただけるドラマになると思いますので、この作品に期待していただけると嬉しいです。
また私⾃⾝、初の全編海外ロケとなります。海外での撮影は思い通りにいかないこともあるかと思いますが、スタッフの⽅含めみなさんと協⼒して撮影できるのが楽しみです。
■花⽥寛⼦役:いしのようこ
脚本を読んで⼀番最初に感じたのは⼥性の柔軟さとたくましさでした。
⼀⼈ひとりの抱える問題は違うものだけど、きっとずっと前から⼼のどこかで引っかかっていて、でも⾒ないふりをしたり気づかないふりをしたりしていたものと向き合っていく姿にいじましさのようなものがあると思いました。⾃分⾃⾝と向き合い、パートナーと向き合う。簡単なようで⾯倒臭い。
揺れに揺れる⼼模様を丁寧に重ねていけたらと思っています。
■監督・プロデューサー:松本拓(テレビ東京)
テレ東の深夜ドラマでオール海外ロケのドラマをやってみたい。そんな無謀な願望が、⾊々な⽅のご協⼒で実現しました。企画から約1年半、様々な困難やハードルがありましたが、こうやって視聴者の皆様に情報解禁が出来ること、まず
はとても嬉しく思っております。
ドラマのタイトル通り、「⼈が⼈と⼀緒にいる意味」をテーマに、50代、30代、20代、三世代の男⼥の繊細な⼼の機微を描いています。なかなかテレビドラマでは表現しない、とても細かな、⼩さな、そして、グレーな、しかし、⾮常に⼈間ぽい、そんな表情、⼼情をカメラでとらえています。私⾃⾝も、このドラマの台本を作る過程で、「誰かと⽣きるという意味」を改めて考えさせられました。⼈間関係が、少し希薄になっている現代社会において、何か少しでも、⼼のヒントになるようなそんなドラマになれば嬉しいです。
⻑年、ドラマをつくってきましたが、こんなに沢⼭の⽅々のおもいが詰まったドラマは初めてです。グアムの壮⼤な景観美と共に、テレビ東京深夜ドラマの新たな形を是⾮ご覧下さい。