ミュージカル『刀剣乱舞』蜂須賀虎徹など、多数の作品で活躍する俳優・高橋健介が、30歳を迎えた記念すべき年に発行するメモリアルフォトブック『真縁』を 2025年6月6日(金)に発売となった。「26歳の時にファースト写真集を発売して、今回は30歳、約4年後に出させていただけたということは、役者として、エンターテイナーとして仕事を続けてこられたこそ、本という形で作品を出せたので、嬉しいなと思います」と喜びを語る髙橋。

ロケ地に選ばれたのは、演じた役どころをきっかけに訪れた、縁のある徳島県。昨年の9月末から10月頭にかけて、2泊3日で撮影が行われ、高橋健介と共に、徳島の名所をデートしているような感覚が味わえる、フェリーや古都の街並みでのカットや、美術館内でのアートでエモーショナルな一幕などの美麗カットを多数収録されている。
タイトルの『真縁』に込められた想いについて、「最初は『高橋健介 in 徳島』というタイトルを提案したんですけど、断られまして。僕はかっこいいと思うんですけどね」と残念そうにしながら、「全然降りてこなかったんですけど、ふと思った時に、元々この本自体をどうやって作ったかなというと、まずは徳島県で撮ろうというところから始まりまして。なぜかというと僕がミュージカル『刀剣乱舞』で蜂須賀虎徹という役から色んなご縁が続いて観光大使にもなりましたし、蜂須賀虎徹が、虎徹の真作ということと、そことご縁が続いたということで『真縁』と自分でつけさせていただきました」とコメント。

フォトブックの中では神域の巨大な滝に挑んだ、「気合のふんどしカット」も掲載しており、自ら「最大の決めカット」と話している。イベントでは、ふんどし姿に鍛えられた美しい背中のカットをお気に入りのカットとしても挙げており、選んだ理由を「見出しに一番良いかなと(笑)あとはその時期にトレーニングしていて鍛えていたというのもあります」と微笑みながら、「徳島貢献用カットやコアなファンにしか分からないようなカットなどお気に入りはいくつかあるんですが、僕は映画が好きで色んな映画を見たりするんですけど、背中姿が僕が過去に見ていた映画の作品に似ていたので、素敵だなと。あとは、選んでいる時に心なしか背中姿を選んでいる自分が多くて、昔だったら顔や寄りを選んでいたと思うんですけど、自分の年齢的にも30歳になり、背中で語れる男になりたいなというのがあるのかな、なんて思いました」と、心境の変化を感じているよう。
撮影へ向けての体作りはかなり努力したようで、「この時期は自分が好きな揚げ物とかは全部カットしていたので、お腹周りの筋肉とかは、自分の中では頑張ったんじゃないかなと思いますし、今回のことで自分がどれだけ食事制限やトレーニングをすればああいう体になるというのは一個指標として撮れたので、僕の役者人生としてもありがたいデータではあったなと思います」と、役者活動にも活かせる経験にもなったようだった。

フォトブックの点数を聞かれると、「徳島県の観光大使になったことを踏まえると、100点!100点じゃないと徳島の皆さんに申し訳ないので。あとは本当に徳島が盛り上がれば良いなと思います!」と徳島へ思いを寄せる。

最後に、「今回は徳島県で全部取らせていただいて、僕自身の成長もそうですけど、徳島県に興味を持ってもらえたら良いなと思って作らせてもらいました。僕自身とても楽しかったので、聖地巡礼とかしてもらったりして楽しんでもらえたらと思うので、体験型の本になっていれば良いなと思います」とファンへメッセージを送った。