©2025『リライト』製作委員会

1冊の小説をめぐる<タイムリープ×青春ミステリ>映画『リライト』は、高校3年生の美雪(池田エライザ)が、ある小説に憧れて300年後の未来から来た転校生・保彦(阿達 慶)と出会い恋に落ちるところから物語が展開。現在、過去、そして未来をめぐってふたりの運命が描かれていく。また、大林宣彦監督の『時をかける少女』へのオマージュを込め、広島県尾道市でオールロケを敢行。古い坂道、瀬戸内海からそよぐ柔らかい風、ラベンダーの香り、神社での夏祭りと花火大会、雨の匂い、風鈴の音など、普遍的なノスタルジーが観る者の五感を刺激する美しい風景をバックに緻密な時間のパズルを完成させた。

この度、解禁となったミステリPVでは、美雪と、未来から来た転校生・保彦との出会いから物語が幕を開ける。1冊の小説をめぐり、時を超えて複雑に絡み合う運命は、思わぬ展開を見せていく。
物語の鍵となるのは、美雪が執筆するはずだった1冊の小説。300年後の未来で、保彦が出会う小説を美雪が書くことで、時間のループが完成する。しかし、自身の作品と酷似する物語が存在することが発覚し、出版が危ぶまれる事態に——。
映像の後半では、10年ぶりに再会した同級生たちの姿が映し出される。美雪は、大人になった彼らの言葉や表情の端々に違和感を覚える。
「あいつ(保彦)と特別な思い出あんだろ」という同級生たちへの茂の鋭い問いかけに、美雪は言葉を失う。“あの夏” の記憶を、誰が<リライト>した…?疑念の先に、美雪がたどり着く真実とは。