GENERATIONSのメンバーであり、TOKYOFM「SCHOOL OF LOCK!」でメインパーソナリティとして10代に圧倒的な支持を受ける小森隼。そんな彼が30歳を迎える2025年、自らの言葉で今を生きる人々に届けたい想いを1冊に込める。友達との距離感、叶うかどうかわからない夢、家族とのすれ違い、恋のこと、自分自身が嫌いになりそうな夜。誰もがぶつかる“モヤモヤ”に、同じように悩んできた著者がそっと言葉を添える。ラジオでは語りきれなかった本音、ステージとは違う素顔の小森隼が詰まった写真付きエッセイは、「1人じゃないよ」と伝えてくれる、心の応援本。ファンはもちろん、いまちょっと立ち止まっているすべての若者に。あなたの“これから”に、やさしく光を灯す1冊が完成した。

初エッセイが発売を迎えたことに「節目というのをすごく自分の中では意識していたので30歳っていう今の自分を形に残しておきたいという気持ちがあった。思った以上にたくさんの方にお祝いしていただいたので申し訳ない気持ちというか、今の率直な気持ちは本当に予想以上にいろんな方から声をいただいててすごく嬉しい」と喜びを口にした。
本エッセイは去年末から半年をかけて完成したそう、タイトル『「大丈夫」を君に届けたい』に込めた思いについて「大丈夫という言葉が僕の中ではすごく大切な言葉」と話し、「自分自身に言い聞かすように大丈夫という言葉をたくさん使ってきた。今回、『「大丈夫」を君に届けたい』というタイトルにしたんですけど、このタイトル通り届けると僕が偉そうに届けてるように見えると思うんですけど、君っていうのは実は自分に向けて言ってることでもあったり、自分は自分にしか愛せないという思いを込めたので、これを読んでくださった皆さんが大丈夫を自分に届けられるような、寄り添えるような1冊になればいいなという願いも込めた」と明かした。

お気に入りのページは「オフショットっていう感じ」で撮った写真を披露し、プライベートでも親交があるフォトグラファーに撮ってもらったそうで「自分の自然な顔だったり、ふとした瞬間っていうのをすごく綺麗に切り取ってくださってる方で今回もエッセイの中に入る写真は全部お願いした。お気に入りで出した写真は僕がふと外の景色を見てる時に撮った写真で自分でも撮られてるの気づかなかった写真なんですけど、自分っこういう顔するんだっていう素の自分がすごくお気に入り」と説明した。
また、本エッセイ内の5章すべてに注目してほしいとこがあると話し、特に注目して欲しいポイントに「自分の中では猫を題材にして書いたメッセージもあるので、そこはすごく自分なりによく書けたかなって思ってます」とアピールした。
最後に、そんな本エッセイの点数を聞かれると「30点で」と低めの点数をあげる小森だったが、「初めての書籍ということもあってまだ自分の中で後悔もあるんですよ。何回も家で読み返したりしてるんですけど、もうちょっと文章がうまければなとか、もうちょっと表現の引き出しが多ければとか語彙力があればとかすごく未だに後悔するんです。でもそれってネガティブな意味じゃなくて、ここから先に繋げられることだと思うので逆に70点の余白を自分に与えて、30歳頑張っていきたいなっていう気持ちも込めて30点」と話していた。