
1960年9月20日に開業した映画館「丸の内 TOEI」が、2025年7月27日に閉館となる。約65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトとして、5月9日(金)から7月27日(日)まで傑作特集上映が行われている。
この度、『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008)の上映前に舞台挨拶イベントの開催が発表となり、閉館迫る丸の内TOEIのステージに水谷豊・寺脇康文の登壇が決定した。本日18時の発表をもって舞台挨拶回のチケットが抽選開始となる。
『相棒』は2000年からテレビ朝日・東映の制作で放送されており、2000年6月から2001年11月にかけ「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとして放送され、2002年10月から現在に至るまで絶大なる人気を持って進化し続けるドラマシリーズ。映画としては劇場版4作とシリーズ映画2作が公開されているが、2008年5月1日に公開されたのが、今回「さよなら 丸の内TOEI」で上映される劇場版第1作『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』。テレビ朝日開局50周年記念映画作品として製作された本作は、ニュースキャスター殺害に端を発する犯罪が、「東京ビッグマラソン」に参加する3万人のランナーと15万人の観客を巻き込む未曽有の事態へ突入するのを阻止すべく、警視庁特命係の杉下右京(水谷 豊)と亀山薫(寺脇康文)が大活躍する物語。監督は和泉聖治、脚本は戸田山雅司で、興行収入44.4億円という驚異の大ヒットを記録した。
そして、刻一刻と閉館までのカウントダウンを進めている丸の内TOEIだが、閉館まであと3日を数えることになる7月24日(木)に、相棒の二人、杉下右京役・水谷豊と亀山薫役・寺脇康文による舞台挨拶イベントが決定。二人が揃って丸の内TOEIの壇上へ立つのは、2008年5月1日の本作封切りから約1ヶ月で動員300万人の大ヒットを記録したことを記念して同年6月3日に行われた丸の内TOEI凱旋舞台挨拶以来、実に17年ぶり。杉下右京と亀山薫が丸の内TOEIに“再凱旋”する今回のイベントでは、『相棒』のこれまでとこれからの貴重な話がたっぷりと聞けるだろう。
提供:東映株式会社