――まずは、石川さんご自身のことからお伺いします。メンズノンノモデルオーディションに応募したきっかけを教えてください
元々モデルになりたくて、お父さんが『MEN’S NON-NO』の世代ということもあり、姉がメンノンのオーディションがあると教えてくれて、応募しました。応募自体は2回したことがあって、1回目は落ちてしまったので、もう1回応募しました。
――諦めなかった結果、準グランプリを受賞されたわけですね。受賞した時のお気持ちはいかがでしたか?
あらかじめ連絡が来る日は分かっていたのですが、メールが来た時に10分ぐらいは見れなかったです。これで決まると思って、すごく躊躇していたのを覚えています。メールを確認して、受かったと分かって、すぐに家族に連絡しましたし、一人暮らしなのにガッツポーズをしてしまうぐらい、嬉しかったです。
――Rakuten GirlsAward 2024 A/Wのメンズノンノスペシャルステージでお披露目となりましたが、周囲の方からの反響はありましたか?
GirlsAwardで発表された時に、親戚や友だち、いろんな人が祝ってくれて、次の日までLINEの通知が鳴りやまないぐらいでした。皆すごく祝ってくれたので嬉しかったです。


 

――メンズノンノの専属モデルとなり約半年が経ちましたが、実際にモデル活動をしてみてどうですか?
昔からやりたかったことなので、撮影現場に行ってかっこいい服を着たりすると、モデルになったんだなという実感が湧きます。モデルになったことで服のブランドを勉強したり、見た目にも気を遣うようになったりしたので、良い影響なのかなと思います。
――日頃から意識していることはありますか?
美容はすごく気を遣っていて、毎日スキンケアを欠かさず行っています。睡眠も早く寝るようになったり、食べるものも気をつけるようになったり、生活習慣に気をつけています。
――石川さんが目標としている方はどなたかいらっしゃいますか?
メンズノンノのモデルの先輩に坂口健太郎さんがいらっしゃるのですが、元々好きでしたし、最近は韓国でも活躍していらっしゃって、僕も韓国の芸能界にも進出していきたいと思っているので、坂口健太郎さんを目標にしています。


 

――石川さんは現在放送中のドラマ『恋愛禁止』に出演されています。出演が決まった時の気持ちはいかがでしたか?
初のメインレギュラー作品だったので、面談の時から力を入れていました。すぐに結果が分かったのですが、メンノンの専属モデルが決まった時ぐらい喜びました。普段はあまり感情を出さない感じではありますが、やっぱり嬉しくてはしゃいでしまいました。
――お芝居にも挑戦したい気持ちはあったのでしょうか?
メンズノンノのモデルになる前から俳優活動は少しずつしていました。
――ドラマの現場はどうですか?
今までドラマに出たことはありましたが、メインキャストとして現場に行くのは初めてで、最初はすごく緊張して縮こまったりしていましたが、監督も制作スタッフの皆さんも、他のキャストの皆さんも話しかけたりしてくださって、自然体で楽しめています。
――本作の台本を読んだ感想はどうでしたか?
題名からはどういう話なのか気になっていましたが、ジャンル的には恋愛ホラーサスペンスなので、読み進めていったら重い内容がほとんどで、最初は驚きました。後半にかけて色々物語が動いていくのですが、展開が進むのが速くて理解が追いつかないぐらいで、でも気になって読んでしまう、みたいな感じで、すごく面白かったですし、怖かったのを覚えています。
――石川さんが演じる日比野亮は、どのような役どころですか?
素直で明るくて、ちょっと抜けている部分があって失敗もたくさんしてしまいますが、皆に好かれている役です。作品自体は重いストーリーになっていますが、その中で日比野は数少ない明るい部分を担っていて、最初はどうやって演じようかなと考えていました。


 

――どのように役を作り上げていったのでしょうか?
イメージは伝えられていたので、それをもとにマネージャーさんと一緒に作戦を練りました。テンションが高い役でもあるので、もっともっとテンションを上げていこうと練習を重ねていました。
――石川さんご自身は、普段はテンションが高い方ではないですか?
仕事関連だと緊張もあり縮こまったりしてしまいますが、友だちといる時は割とテンションが高い方だと思います。普段からテンションをより高くして、現場でもそのテンションを維持できるように意識していました。
――演じてて難しい、苦戦したところはありましたか?
台詞で「きち~」 という日比野の口癖みたいな感じの台詞があるのですが、普段の生活で言わないことではあるので、どうやって言おうかはすごく悩みました。
――役とご自身の共通点はありますか?
失敗しがちなところは似ていると思います。失敗してすごい慌てているのも似ている気がします。