
プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)は1997年から韓国の富川市一帯で開催される映画祭で、毎年全世界からSF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンス、スリラーなど、エンタメ性の高い話題作が集まるアジア最大級の映画祭。釜山(プサン)国際映画祭、全州(チョンジュ)国際映画祭とともに韓国を代表する3大映画祭の一つだ。映画『#真相をお話しします』はホラーやアクションなど刺激的な作品を上映する【アドレナリン・ライド部門】で選出!選出理由として映画祭側からも「平凡な日常のひび割れの中に眠っている“真相”を冷ややかに引き出し、人間の欲望と不安に巧みに切り込んでいく点が魅力的です。原作の魅力をそのまま保ちながら、畳みかけるような展開によって緊張感を高め、一瞬たりとも気を抜けないスリラーで、プチョン国際ファンタスティック映画祭にふさわしい作品です。」と高い評価を受けている中で、今回の上映が「インターナショナル・プレミア」となった。
そんな記念すべき上映チケットは招待上映決定後、6月26日の14時から発売されたが、発売開始後わずか20分で完売!韓国では原作の翻訳書籍も出版されており、日本での大ヒットの話題は海を越えて韓国の映画ファンにも届いていたようで、当日上映会場となった韓国・富川市庁舎内のホール(442席)は熱気に包まれていた!エンドロールで主題歌「天国」が鳴り響いた後、満場の拍手で迎えられ、一緒に観客席で映画を見終えた豊島圭介監督が登壇!日本でも大きな話題を呼んだ“体験型映画”の衝撃を受けた韓国のお客様からの拍手喝采を浴びながら、「안녕하세요. 「#진상을 말씀드립니다」 감독 ・ 토요시마 케이스케 입니다. 와주셔서 감사합니다.」 (こんばんは、「#真相をお話しします」監督・豊島圭介です。来てくださりありがとうございます。)と韓国語で挨拶。初の海外上映を観客と見守った豊島監督は、「初の海外の上映ということで非常に興奮したし、感動しました。現在も日本で公開中ですが日本の若者が感じ、考え話題にしてくれたことが海を超えて皆さんにも感じて頂けたのかな。映画というメディアはつくづく偉大だなと思います。」と感想を述べた。
会場は特に若い観客が多く、日本でも大きな反響や意見が飛び交った映画の「ラストシーン」について、韓国の観客も同様に心に残ったようで、ティーチインでは「映画は観客に選択肢を委ねる形で終わりましたが、あのラストシーンとなった経緯、理由は?」という質問も。豊島監督がお客様へラストシーンの感想を問いかける場面もあり、熱いトークが交わされた!
ほかにも、結末そのものが観客への問いかけになっている作りや観客へのメッセージ性についてなど、物語の核心についての質問が飛ぶ、終始和やかだが熱のこもったティーチイン登壇となった。
また、本作の上映は映画祭期間中の7月12日にも行われるが、こちらのチケットも既に完売!韓国の方々からも注目されていることが伺える!
さらに、韓国国内で2025年に配給されることも決定!劇場にはW主演の大森元貴と菊池風磨の手作りの人形を持ってきていたり、イラストを描いてきている観客も見受けられ、主演の2人は韓国でも絶大な人気を誇っている様子!日本へわざわざ本作を観にきたファンもいるほどで、韓国でも大ヒット間違いなし!
海外でもその注目の高さが伺える映画『#真相をお話しします』は現在大ヒット公開中!