
俳優デビュー25周年を迎え、7月10日に発売された写真集『Midday Reverie(ミッドデイ・リヴァリー)』。ロケ地の台湾では、幻想的な台湾の夜市を楽しむ姿や、自然の中に佇む美しいカットなど、多彩な魅力が満載の1冊となっている。さらに、これまでの活動を振り返った読み応えのあるロングインタビューも収録。
この度、発売記念イベントに出席した上戸は、写真集発売に向けた心境を振り返り、「私自身デビュー何年とか、数字があまり気にならないタイプだったので、写真集出しませんか?ってお話をいただいた時は、どんな方が手にとってくれるのよ!って不安と、今の私が出して大丈夫なのかという気持ちでいっぱいでした」と吐露。「こういう節目に写真集出せるのももしかしたら最後かもしれないし、今の自分にお声がけいただけたことという、この冒険に乗ってみようという気持ちで出させていただきました」と語る。
写真集のタイトルに込められた想いを「デザイナーさんが考えてくださったんですけど、『真昼の夢想』という意味が込められていて、私にとってもこの写真集の撮影は、ふと昼寝してしまったような夢野空間だったなと振り返って思っていて。あのタイミングだから家族も行っておいでって言ってくれた気もするし、子ども3人もママとちょっと離れても大丈夫だった気もするし。ただ、もう1回写真集の撮影に行きますかって言われたらちょっと難しいだろうし。あの瞬間だったからこそ見れた夢、それはすごく名前と一致しました」と明かす。
注目してほしいページを聞かれ、写真集をめくりながら「最初の1ページ目はちょっと衝撃的な写真が載っておりますが、皆さんにお見せできるページだと……」とお気に入りカットで見せてくれたのは大爆笑している写真。
「笑ってる写真ばかりになっちゃうんじゃないかっていうぐらい笑っていたので、その中から選んだ大爆笑です」と笑顔。「今回、撮影チームが面白すぎて、腹筋が割れるんじゃないかってぐらい笑わせていただきました」と楽しい撮影になったよう。
また、撮影に向けボディメイクなど何か取り組んだことを聞かれると「取り組みたかったです…ナイスバディになりたかったんですけど…」と残念そうにしながら、「写真集を出すにあたって色んな方の写真集を見させていただいて勉強したんですけど、本当に皆さん綺麗で、私もあの人の体になりたいとか、写真集出すために2年間筋トレしたいとか、色んな思いもあったんですけど、そんな時間を与えられるわけでもなく。私的には、もっとお腹もシュッとなって、背中とかもキュッと綺麗になりたかったんですけど、ただただ普段のボディで出させていただきました」と話した。
写真種の出来栄えを聞かれ「100点です!」と力強く答え、「もっと体を鍛えたかった、もうちょっと長い時間行きたかったとか、小さな思いはいっぱいあるんですけど、それはもう贅沢な思いなので、その時にできた100%以上の皆パワーが詰まっているので、満点です」と笑顔を見せた。
周りの反響を聞かれると、「友だちが皆買ってくれていて、子どもたちの友だちが『私はこのページが好き』って持っている写真を送ってくれたり、それぞれに好きなページを教えてくれました。ベッキーも改めて上戸彩のファンです!って公言してくれたり、身内が自然とお金を出して買ってくれて感想を伝えてくれるのがすごく嬉しかったです」と答えつつ、「昨日は大阪で握手会もやったんですけど、20年ずっとファンですっておっしゃってくださる方がものすごくたくさんいて、一緒に年を重ねているんだなという思いもあり、写真集って出すだけじゃなくて色んな方とも交流ができたり、改めて色んな方に感謝できる良いきっかけだったなと思います」と、ファンとの交流に喜びを感じたようだった。
最後にファンへ向け、「今の自分があるのは支えてくださるスタッフの皆さんもそうですし、家族もそうですけど、何よりも手にとって応援してくださるファンの皆さんがあってこそなので、これからも精一杯頑張っていこうと思っているんですけど、今のこの瞬間、今の私をまず受け止めていただけたら嬉しいなと思います」とメッセージを送った。