
フォトブックの撮影は、PSYCHIC FEVERがデビュー直後に活動拠点としていたタイで実施。グループや本人にとってもゆかりある地・タイは、沖縄出身である小波津にとって、「どこか故郷のように安心する場所」であるとのことで、彼の
素顔を捉えるべく制作チーム揃ってタイへ。フォトブックでは13ルックを着用。ページをめくるたびコロコロと変わる小波津の表情から、いろんな「おと」が聴こえてきそうな100枚以上の撮り下ろしカットはもちろん、幼少期の写真と楽しめる赤裸々ロングインタビュー、彼の愛される理由が詰まったPSYCHIC FEVERメンバーのサプライズページ、本誌と合わせて楽しめる特典がついていたりと、遊び心たっぷりの一冊となっている。
初のフォトブックが発売した感想を聞かれた小波津は「今年の3月に撮影させていただいたんですけど、ようやく発売することができてほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです」とにっこり。メンバーからの反響については「ひとつもございません(笑)」と笑いを誘いつつ「ぼくから配りに行きます」と宣伝に意欲をみせた。
タイトル『こころのおと』に込めた思いについて「最初どういうタイトルにするかいくつか考えたんですけど、『こころのおと』最初1個目出てきていて、今の自分を表現したいと思った時にこのタイトルがいいんじゃないかなと感じました」とタイトルが決められた経緯を明かす。
そんな本作のお気に入りカットには道端で撮られた1枚をセレクト、理由について「僕らしいなっていう率直に思ったのと、実は撮ってると思わなくてちょっとふざけてたんですけど、その時に撮られたカットだからこそ、自分らしさが込められているなと思いましたし、どっから撮ってるんだよみたいな偶然が重なったようなショットでお気に入り」と撮影当時を振り返った。
さらに注目して欲しいポイントを聞かれると、まだ完成したフォトブックをしっかり見ることが出来ていないとしつつ「発売してから見たいなってずっと思ってたのでまだ見れてない状況なんですけど、パッと見た感じだとメンバーが送ってくれた写真、あれがほんとに良い意味で自分が絶対に出さないような写真ばかりだったので、そこは手に取った皆さんにも楽しんでいただける場所じゃないかなと思います」とアピールしていた。
最後に本作の点数を“150点”と評価した小波津は「メンバーの写真とかが入ってたり、自分のこれまでのこととかを書いてたりするので、自分では選ばなかった写真とか内容とかが見ることができると思うので、100点にプラスして150点、もしかしたらそれ以上」と出来栄えに太鼓判を押していた。