「夏生まれで名前も“Marin” なので、夏らしいシチュエーションで撮影したい」と自ら希望し選んだデスティネーションは台湾の都市、台中&高雄。台湾は、自身も試合やアイスショーで幼い頃から何度も訪れたことのある思い出の地。数々の大舞台で戦い続けたトップアスリートが自らを解き放つ眩い輝きに満ちた健やかでしなやかな身体、みずみずしく凜とした佇まい。透明感が極まったこれまでに見たことのない魅力が濃密に詰まった一冊が完成した。

光沢のある真っ白なドレス姿で登場した本田、24歳の誕生日となる8月21日に1st写真集が発売された感想を聞かれると「いつか叶えたい目標の1つである写真集を24歳を迎えた誕生日に無事皆さんに発売することができて、ほんとに嬉しいです!」と喜びのコメント。また写真集制作の段階から姉妹の望結と紗来にも相談していたそうで「撮影に行っている時からパソコン越しの写真を撮って『どうかな?』って送ったりしていたので実際本になって見てもらえてすごく嬉しい」とにっこり、写真集の中には姉妹に似た写真もあると明かし「望結に見える写真だったり、紗来に見える写真っていうのが不思議と写真集の中に多くて。特に最初のページの白いワンピースのカットはみんなから『紗来ちゃんに似てる』って言われて、紗来に似てるのではなく紗来が似てるんですけど(笑)そんなことを思いながら撮影していたのは懐かしい」と感慨深げに撮影を振り返っていた。
お気に入りカットには『赤いドレス』のページをセレクト。理由について「フィギュアの表現を意識したようなカットで強い女性を意識しながら撮影していただいたので、赤いドレスのページは背伸びした写真というか、ちょっと大人っぽくっていうのを意識した写真」とこだわりを説明した。

最後に本作の出来栄えを聞かれた本田は「1万点!」と自己採点すると「次を出そうってのは正直考えずに最初で最後の写真集を目指して写真集の撮影を望んだので自分の全てという写真が詰まってるなと思うのでその辺りも見ていただけたら嬉しいです」と話し、「本当に今じゃなきゃ撮れないような24歳の私の等身大の写真集となっていて、自分がこんな撮影がしたいなってリクエストして盛り込んでいただいたので、自分でも写真集を開くたびにこんなに撮ったなって思うくらい盛りだくさんなので、そのあたりも注目していただけたら嬉しいなと思います」とアピールしていた。