Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

原作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による小説『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)。興行収入13億円の大ヒット作『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督がメガホンをとる。
W主演として内気な男子高校生・宮嶺望を演じるのは長尾謙杜、寄河景を演じるのは山田杏奈

Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

今回解禁されたのは、宮嶺(長尾謙杜)や景(山田杏奈)のクラスメイトであり、学級委員を務める井出翔太(真弓孟之)の姿と、宮嶺や景との日常を収めた場面写真4点。
長尾が所属するなにわ男子の後輩にあたるAmBitiousのメンバーとして活躍する真弓孟之。本作で映画初出演を果たした彼が演じる井出は、転校して間もない宮嶺のことを気に掛けたり、同級生の不審死が起こったあとも、同じ学級委員を務める景と落ち着いた様子でクラスメイトに説明したりと、クラスメイトから信頼を寄せられる存在。解禁された写真からも、長尾が演じる内気な宮嶺に対し、学級委員としての落ち着いた姿や、人を安心させる空気感を纏っている姿が印象的だ。真弓がもともと持つまっすぐな魅力が役柄と自然に重なり、唯一無二のキャラクターを作り上げている。
真弓はこれまで、舞台や音楽活動を通して着実に表現力を磨き、最近では、TBS系日曜劇場「御上先生」に登場する生徒の一人を演じ、アドリブにも挑戦するなど、瞬発力の高さを発揮し、俳優としての存在感を放っている。本作で初の長編映画出演に挑んだが、初めてとは思えない落ち着きと堂々たる立ち姿で現場を驚かせたという。

Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

プロデューサーも「コンサートや舞台のご経験もあるからか、初めての映画出演とは思えない落ち着きを感じました。また、コミュニケーション能力の高さにとても驚かされました」と絶賛!さらに「ご自身の爽やかで芯の通ったまっすぐな魅力が、この役柄をさらに輝かせてくれたと感じています。本作は真弓さんにとって初の映画ご出演でしたが、堂々とした演技を見せてくれましたし、今後も色々な作品での活躍を期待しています」と、真弓の将来性に大きな期待を寄せている。

また、W主演のひとりであり先輩の長尾謙杜との共演も注目。ともに関西出身ということもあり、現場では自然に言葉を交わしていたようで、プロデューサーも、「撮影中、長尾さんが真弓さんを下の名前で呼んだり、とても良い距離感でコミュニケーションを取られていました。その微笑ましい雰囲気に、現場全体が明るくなっていました」と撮影を振り返る。先輩・後輩という枠を超えた俳優としての二人のやりとりがスクリーンから滲み出ており、クラスメイト同士の自然な関係性として物語に説得力を与えている。
アイドルとして、俳優として、一歩ずつ新たな挑戦を重ねている真弓孟之。映画初出演にして堂々とした存在感を放つ彼の姿は、ファンにとっても見逃せない瞬間となるだろう。さらに、長尾や山田からたくさん学び、培った表現力を武器に、今後の映画界での飛躍を期待したい。

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