
映像冒頭では、雄司(水上恒司)の祖父・保の兄で、戦死した先祖・貞市の名前だけが削られた墓の前で立ちすくむ雄司と夕里子(山下美月)らの姿が映し出される。駆けつけた警官と雄司のふたりは何者かによるイタズラだろうと推測するが、貞市の名前だけが消されていること、そして貞市のものと思しき日記が発見されたと知った日であることから恐怖のような違和感を覚える夕里子。終始不穏な空気が流れる中、ふと雄司が畑に目を向けると、そこにはこちらをじっと見つめる白い服を着た少女の姿が。いるはずのない少女の姿に思わず硬直する雄司に対し、少女は静かに微笑みそっと口に人差し指を当てる。雄司は冷静を取り戻そうと目を逸らすが、再びゆっくりと畑の方に目線を戻すも、少女の姿はなかった……。なぜ墓から貞市の名前だけ消されているのか?貞市の日記とは?そして、少女の姿が意味するものとは?さらに映像内では、異様な空気を放つ<アバン>も特別解禁!不穏な劇伴に乗って日記の文字、や不敵な笑みを浮かべる軍服の男、そして「籠り」「思念」など物語の鍵となるワードが次々と映し出される―久喜家を襲う怪異の正体とは?先読み不能な物語の幕が上がる!