©︎2025「おーい、応為」製作委員会

本作の主人公は、破天荒な絵師・葛飾北斎と彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為。「父をも凌ぐ」と言われた画才を持ち、北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として男社会を駆け抜けていく。
長澤まさみが『MOTHER マザー』(’20)以来となる大森監督との再タッグで初の時代劇に主演、ヒロイン・葛飾応為を熱演。応為の父・北斎を永瀬正敏、応為の友人で北斎の門下生・善次郎(渓斎英泉)をKing & Princeの髙橋海人、北斎の弟子の絵師・初五郎(魚屋北渓)を大谷亮平が演じている。

©︎2025「おーい、応為」製作委員会

このたび、髙橋海人演じる善次郎にフォーカスした<キャラクターPV>が解禁。初解禁シーンが多数盛り込まれた本映像には、応為(長澤まさみ)を驚かす無邪気な姿や、「俺を切ってみな」と侍に啖呵を切る応為に対し「切られちまったらどうするんですか」と呆れ顔を見せる場面など、善次郎のけろっとした性格が伝わるコミカルな一幕が描かれる一方で、「人肌に触れて温もりを感じたらいいかなって」と語りながら応為を抱き寄せ、最後には顔を近づける艶やかな場面も切り取られ、江戸っ子の軽妙さと色気をあわせ持った髙橋の表情が映し出されている。酒と女を好み、春画の天才として生きた善次郎という人物の魅力を凝縮した映像に仕上がった。
善次郎(渓斎英泉)は、応為の同志であり兄弟のような存在でありながら、家族を養うために職業として絵を描く現実主義者でもある複雑な人物。グループ活動のみならず俳優としても存在感を高める髙橋が、この役で初の時代劇に挑む。善次郎役について吉村知己プロデューサーは、「お栄にも北斎にもつかず寄らずな“ふわっとした難しい役”だからこそ、ものすごい数の役者さんを検討していた」と明かし、ドラマ『だが、情熱はある』を見て「この人だ!」と直感したという。「柔らかさと芯の強さが同時に感じられる独特の空気感と、不真面目なセリフをいたって真面目に言いまわせる個性。なかなかいないタイプの素晴らしい俳優」と、その存在感に太鼓判を押す。本作では妹を養うために絵師になったという人間くさい一面も描かれ、飄々としながらも人間味あふれる善次郎を髙橋が体現する。本作のメガホンをとった大森立嗣監督も「考えすぎずに作り込まなくていい。その場で何を感じるかを大事にしてほしい」と伝えたと語り、「最初の登場シーンで彼が現れたことで映画全体の色がパッと明るくなった。陽気なキャラの裏に滲み出る寂しさも見せてくれた」と絶賛。「俳優として素晴らしいし、一人の人として好きになりました」と強い信頼を寄せている。

キャラPV公式YouTubehttps://youtu.be/tvuXW2osAuY