原作は『不条理雑貨店 UNREAL』(コミック:片山愁 原作:ヨダカケイ 隔月刊「ウィングス」連載中、新書館) で、監督はドラマ「相棒」シリーズや映画「探偵はBARにいる」など人気作を多数手がける橋本一が務める。
本作で、怪しげなアンティーク雑貨店「UNREAL」の店主で、ミステリアスな男・ヤギオ役を染谷俊之が、近くのカフェで働き、ヤギオの世話を焼く高校生・濱家宗哉〈ムネチカ〉役を小西詠斗が演じる。

1話上映後にステージに登場し、撮影で印象的なシーンを聞かれた染谷は「三浦海岸で撮影させていただいたんですけども、二人が海に入るシーンがございました。すごく楽しかったですね。シーン的にはそんな明るいシーンではないんですけど、服のまま入っていって、ワンカットで撮りましたね。心の準備が整わないまま行ったよね」と思い返すと、小西も「だって濡れちゃったらおしまいだから。一発本番じゃないですか。いけー!みたいな」と話す。
続けて染谷が「いざ始まったら、町内放送みたいなのがあるじゃないですか。あれが鳴って、その時に詠斗が『許さない!!』って。すごく面白かったです」と、珍しく感情が昂っていた小西の様子を明かす。すると小西は「あれは危なかったですね。許せない、本当に(笑)。海に入ってからだったらどうだったんでしょう。でも無事になんとかなりましたね。久しぶりの海ですし、服を着て入るのも初めてで、めっちゃ緊張しました」と笑顔を見せた。

小西が印象に残っているのはクライマックスシーンをあげ、「長回しで感情がずっと繋がったまま一連でやれるので、そこはすごくありがたかったなと。良い緊張感で、すごく思い出に残っています。あとは、黒猫ちゃんがすごい可愛くて、本当に癒しでした。休憩中はずっと撫でて、染さんと一緒に癒されました」と、可愛い共演者に癒されていたそう。

イベントでも仲の良さがたっぷり伝わってくる染谷と小西だが、そんな二人でやりたいことを聞かれると、染谷が「雑貨買いに行くの良くない?」と提案。小西も「挑戦してみたいです、僕。でもアンティークって1個置いても、全部揃えないと浮いちゃったりしますよね?」と賛成し、染谷が「ペンとか万年筆とか小物から始めようよ!」と続けると、「良いですね!持ってない!買ってください!」とおねだりする小西だった。