
ふせでぃの同名漫画を実写化する本作は、現代のSNS社会を舞台に描く超令和的インターネット・サスペンス。今年2月に約8年半在籍したアイドルグループ・乃木坂46を卒業後、地上波ドラマ初出演となる与田祐希が、承認欲求に取り憑かれバズるためなら手段を選ばない告発系インフルエンサーの主人公・浅野加菜子/タパ子を演じる。
本作で王子と呼ばれる正統派イケメン俳優の楠木役を演じる鈴木は「慣れないっすね~」と役作りに苦戦したことを明かしつつ「違和感を持ちながらですけど、実際に楠木がいたらこういう感じなのかなって想像しながら、でも役としては同じ俳優業だったのでそこのベースはあんまり考えすぎずにできたのかなってのは思います」と撮影を振り返る。
そんな楠木のキャラクターについて鈴木は「全体的にうまくいってるような役だとは思うんですけど、その中に裏だったり過去の話だったりがあるからこそこういう人物になったんだなってのが後半とかで少しずつ人間像が見えてくるキャラクターなので、そういうところを感じてもらえたら自分はこの役やって良かったなって思います」とアピールした。
また撮影現場は“ずっと笑顔が絶えない現場”だったそうで、座長の与田から「よく喋る。初日から喋りが止まらなくすごくいろんなこと喋ったなと思います」と第一印象が明かされると、一方の鈴木も「最初から普通に喋ってくれるってのがすごい印象的」と告白。「撮影日数も多くなかったんで皆さんとどうコミュニケーション取れるかなとか思ってたのが全く気にすることなく初日から喋れた」と感謝するもスタッフからは“1個壁がある”と言われている与田の姿に驚いたそう。与田が「最初の最初だけ人見知り。ちょっと様子見ちゃう」と説明すると、鈴木は「それが一緒なんだなって。自分も超人見知りだったけどこの仕事を始めて初めましての機会が増えたから少しずつ自分からも喋れるようになったそういう距離感がちょうどよく喋れたのかなって思った」と振り返っていた。
さらに本作の内容にかけ『バズってろ!ならぬ、ぶっちゃけろ!』コーナーとして視聴者からの質問に答えることになった鈴木。『インフルエンサーになるならば、何系インフルエンサー?』という質問に「おれのSNSを見てくださってる方はわかると思うんですけどインフルエンサー無理なんですよ。自分をあげたくないし発信の仕方がわからない」とぶっちゃけつつも、「もしインフルエンサーになるとしたらカメラとかは好きで、動画撮ったり写真撮ったりも好きなので、自分映さず旅行の映像とかをうまく編集したりとか技術磨いてそういう系のインフルエンサーになる。それかインフルエンサーのカメラマンをやるかなって想像してます」と趣味を活かしたインフルエンサーに意欲をみせていた。