©「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS

原作小説の電子版初登場時にはKindle全体ランキングで2位にもなった人気小説であり、2022年には舞台化され、また、今年講談社の漫画アプリ『コミックDAYS』 にてコミカライズされ、現在連載中。
密室で繰り広げられる先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、単なるエンターテインメント作品にとどまらず、 宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにか、そして真実とはなにかを問いかける問題作、『プロパガンダゲーム』(根本聡一郎/双葉文庫)を実写ドラマ化。

就活生8名が挑むのは、“広告”を武器に国民を戦争へと導く究極の採用試験。
政府チームとレジスタンスチームの2チームに分かれ、2つの密室で繰り広げられる情報戦は、仲間を信じるか、利用するか—。
チーム戦であり、自らの採用を懸けた個人戦でもある。それぞれの思惑、信念、そして剥き出しになる本性が交錯する心理バトル。
そして彼らを試す広告代理店〈電央堂〉は、いったい何を企んでいるのか。SNSが世論を支配する時代を痛烈に映し出す、新感覚の心理ゲーム・エンターテインメント。

世論を戦争賛成に導きたい政府チームと戦争反対のレジスタンスチームに分かれてゲームを行う本作。レジスタンスチームの中心人物であり、学生時代はバックパッカーで世界中を回っていた今井貴也役には、2022年ドラマ『君の花になる』でブレイク、以降ドラマ『私の町の千葉くんは。』『御上先生』、映画『見える子ちゃん』など数々の話題作に出演、ボーイズグループWILD BLUEのメンバーとしても活躍する山下幸輝が決定。本作がテレビドラマ初主演となる。
また、今井のライバルであり、政府軍の中心人物、大物政治家を父親に持つ後藤正志役には、2022年にドラマ『パパとムスメの7日間』で連続ドラマ初レギュラー出演を果たして以降、連続テレビ小説『おむすび』をはじめ数々の作品に出演し、主演ドラマ『シンデレラ クロゼット』での熱演が話題になった松本怜生が決定。山下幸輝と松本怜生のW主演の2人を中心に、スリリングで目を離せない本作の物語が展開する。

脚本はドラマ「院内警察」や「世にも奇妙な物語」の諸橋隼人、監督は「白暮のクロニクル」の佐々木豪のタッグで描く。

【今井貴也(いまい・たかや) /演:山下幸輝(やました・こうき)】
和瀬良大学政治経済学部。バックパッカーで、しばらく世界中を回っていた。
自分の世界を広げていくのが好きで、多くの職種の人たちと関わって仕事ができる広告業界に興味を持った。
レジスタンスチーム。
<コメント>
今回出演のお話を頂いた時は素直に嬉しかったですし、予測不能な展開にとてもワクワクしました。
今井くんは明るくてチャーミングで真っ直ぐなキャラクターでそんなパワフルな部分が就職試験に、宣伝ゲームに、レジスタンスチームにどう影響するのか。今絶賛撮影中で膨大なセリフ量と戦いながらレジスタンスの皆さんと励まし合いながら毎日を過ごしております(笑)
W主演の松本怜生くんとも久しぶりの共演ということでとてもワクワクしております。今作プロパガンダゲーム、レジスタンスチームvs政府チームでの団体戦ゲームだけど、就職試験という個人戦、今この時代を生きている皆さんにクリティカルにささる、そして素直に楽しんで頂ける作品になるかと思います。プロパガンダゲーム、皆さんと一緒に盛り上げていけたらと思います!

©「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS

【後藤正志(ごとう・まさし) /演:松本怜生(まつもと・れお)】
東皇大学法学部、サークルなどには入っていない。趣味はボードゲーム。ある出来事で話題になった大物政治家を父に持つ。
国民全員を巻き込むような大々的なキャンペーン戦略に興味があり、広告代理店に関心を持った。
政府チーム。
<コメント>
広告宣伝で国民を戦争に扇動していくという題材を初めて読んだとき、フィクションでありながら、現代社会にも通じるリアリティを強く感じました。
SNSが発達し、さまざまな宣伝の形が生まれる今、この作品に参加できることをとても光栄に思います。
2年前に共演した山下幸輝くんと、今回はW主演として再びお芝居できることも凄く嬉しいです。チーム一丸となってこの作品に向き合っています。
ぜひ最後までご覧ください!

©「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS

【脚本 諸橋隼人 コメント】
終始引き込まれ、あっという間に原作小説を読み終えた時。
魅力と刺激が溢れる作品をドラマにできる事にワクワクした一方、「このドラマを世の中に届けなくてはならない」という、使命感を抱きました。
この時代にこそ、必要なメッセージを持つ作品だと感じたからです。
根本先生に相談させていただきながら、ドラマならではのエンタメ性を追求し脚本を執筆しました。たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです!

【監督 佐々木豪 コメント】
原作を読んだ瞬間、「めちゃくちゃ面白い。絶対に映像化したい」と思い、企画を立ち上げてから7年。ようやく皆様に見ていただける日が来ました。政治もビジネスもプライベートも、“印象操作”のうまさが物事を左右する時代。その滑稽さと怖さを、8人の学生によるスリリングな心理戦・頭脳戦として描きました。緻密なルールを読み解いて深く潜るもよし、推しのキャラを見つけて楽しむもよし。どの角度から見ても刺激的な社会派エンターテイメントです。

【原作 根本聡一郎 コメント】
これ以上ないくらいタイムリーな時期に、素晴らしい俳優の皆様、制作陣の皆様によって拙著がドラマ化されることを本当に嬉しく思います。はじめにドラマ化のお話をいただいた際の率直な感想は「……本気ですか?」でした。この題材をテレビドラマで世に出そうと思ってくださった制作陣の皆様全員に、改めて心からの敬意と感謝を表します。誰も観たことがないタイプのテレビドラマになると思います。
お楽しみいただければ幸いです。