テレビ朝日系の特撮ドラマ『仮面ライダーガヴ』で主役のガヴ/ショウマを演じた、いま最も注目度の高い若手俳優・知念英和の魅力をぎゅっと詰め込んだ自身初めての書籍、知念英和『ひでのよんな~らいふ。』が2025年10月9日(木)に(株)ワン・パブリッシングより発売となった。
本書籍は、アイドル誌『POTATO』にて2024年12月から連載された『ひでのよんな~らいふ。』を1冊にまとめたもので、『POTATO』本誌で使用されなかったグラビアの未公開カットや、知念英和自身が撮影したプライベートフォトも蔵出し分を追加。

自身初の書籍化にあたり「僕が日頃からつけている日記をもとに連載していただいたので、上京した時からずっとつけている日記がお仕事になってすごく嬉しかったです」と笑顔を見せ、連載で掲載されたグラビアを振り返り、「季節やバレンタインと、イベントごとに合わせてスタイリングを変えていったんですけど、特にバレンタインの衣装で全身真っ赤のコーデがありまして、自分的にもすごく新鮮でテンションが上がりました。情熱を衣装を通して伝えられたのかなと、印象に残っています」と話す。
また、「あとは、浴衣のカットなんですけど、沖縄にいた時に夏祭りに友達と一緒に行ったりしていたんですけど、なかなか浴衣を着る機会がなく、洋服で行っていたんです。東京に来てびっくりしたのは、夏の季節になると皆が浴衣を着て電車に乗って会場に向かっていて。『POTATO』さんの企画を通して浴衣を着れたのも一つの思い出だなと思います」と思い入れを語った。

さらに今回の書籍のために知念が生まれ育った地・沖縄にて撮り下ろしを敢行。美しい海や自然の中で魅せる飾らない笑顔、夜の街やレトロなホテルでの大人びた表情など、ハタチの“今”をたっぷり詰め込んだ1冊に。アメリカンビレッジでの散歩、おきなわワールド探索、天ぷら屋など沖縄ならではの場所やグルメも堪能し、知念英和と一緒に沖縄で過ごしているかのような目線でも楽しめる内容となっている。
沖縄でのロケについて聞かれると「沖縄に着いたときは大雨で、天気がめちゃくちゃ悪かったんですよ!降水確率も高くて大変だったんですけど、いざ撮影に入るとなった時にパッと空が晴れて、その後の撮影もずっと晴れて終えたのがすごい奇跡だったなと思って。天気にも神様にも恵まれたなと思った瞬間がたくさんありました」と天候に恵まれたとのこと。
また、「海のカットがあって、予定では足だけ浸かる撮影だったんですけど、沖縄の海に久しぶりに入って気持ち良くなっちゃって、気づいたら頭の方まで全部入っちゃって、顔もびしょびしょで!メイクさん泣かせな感じになってしまったんですけど、カメラマンさんは僕が感じた空気感を大事にしてくださったので、海で全身びちょびちょに濡れているシーンがあるんですけど、すごいお気に入りで、開放感に満ち溢れた表情にもなっていて、写真を見て自分で『こういう顔してたんだ』と思うようなカットが詰まっているので、注目してみていただきたいなと思います」と撮影時での思い出を明かした。

『仮面ライダーガヴ』で1年間仮面ライダーを演じてきた知念に、今後挑戦してみたい役柄を聞くと、「ヒーローを演じてきたからこそ、今度はヴィラン(敵)をやってみたくて!」と話し、「『ガヴ』が人気になった理由も、魅力的な敵がいてヒーローも輝いたと思うので、僕も作品がより良くなるような敵側を演じきれるような俳優さんになりたいなと、1年を通して思いました」とコメント。理想のヴィランは『『ガヴ』で言ったら、映画では世界さんが根っからの悪であるカリエスを演じてくださいましたが、ストマック家のような、何か元凶があってそれによって狂わされしまったみたいな、そういう役が僕は感情移入できるなと思って、そういう役を演じきれるような役者になりたいです」と力強くコメント。

また、役者としての展望について「事務所の先輩の山田孝之さんと柳楽優弥さんをよく憧れの先輩として挙げさせてもらっているんですけど、作品においても存在感があり、キーとなるような、説得力のあるお芝居ができる役者になりたいです」と話しながら、ありがたいことに、スタッフの皆さんに『知念くんはそのまま変わらないでほしい』と言ってもらえることが多くて。好奇心や初々しさ、そういう初心をこれからもずっと忘れずに突き進んでいければと、いつも思っています」と微笑んだ。

最後に「初の書籍ということで、すごく気合の入った本になっておりまして、とにかくファンの皆さんがどうやったら喜ぶのかを考えて作った大切な1冊になりました。全国、世界中の人たちに、一人でも多くの方に届いたらと思います!」とメッセージを送った。