
映画音楽で大ブレイクを狙う作曲家の兄ジミー・マーティンと作詞家の弟ボビー・マーティンのソングライターコンビの兄弟が、恋に仕事に大奮闘する姿が描かれるミュージカル『ダブル・トラブル』は、次から次へと現れるおよそ10人もの登場人物を、たった2人の俳優が演じ分け、演奏はピアノだけというシンプルな構成で展開するミュージカルコメディ。日本では、実力と個性を兼ね備えた魅力的なキャストたちの出演で2021年、2022年、2023年に連続上演された。
約3年ぶりとなる今回の続編『TAKE2』は、脚本・楽曲書き下ろし。凄腕のクリエイターと、数々のミュージカル作品で活躍する越岡裕貴×辰巳雄大、原田優一×室龍太の2組が揃い、極上の笑いと歌とダンスで繰り広げられる、抱腹絶倒ミュージカルに期待が高まる。
この度公開となったビジュアルは、豪華2組のハッピーでポップでキュートなビジュアルとなっている。
【前作のあらすじ】
ミュージカル映画の曲を書くという大ブレイクチャンスをつかみ、ブロードウェイから夢のハリウッドへやってきたのは、作曲家の兄ジミーと、作詞家の弟ボビーのマーティン兄弟。
舞台はこれから二人の仕事場となるMMGリハーサル・スタジオのバンガローだ。
曲作りのために社長のガーナーから与えられた時間は、たったの数時間。気に入ってもらえなければ即クビ!!
そこに代わる代わるやって来るのは、社長秘書のミリー、眠ってばかりのベテラン音響技師ビックス、変わり者の助手シーモア、エージェントのクイックリー、セクシーな赤毛の美女レベッカなど・・・個性溢れる人物たち。
ときに協力し、ときに喧嘩して、仕事に恋に奔走するマーティン兄弟。
2人は無事にハリウッドで成功をおさめることができるのか・・・!?
【今作のあらすじ】
4年ぶりにMMGスタジオへ戻ってきたマーティン兄弟。懐かしいバンガローと、社長のガーナー、秘書のミリー、アシスタントのシーモア、音響エンジニアのビックス、映画監督プレストンらが彼らを迎える。
大きな変化といえば、兄弟が新婚であること。豪華列車コンチネンタル・エクスプレスでのダブルウェディングを終えたばかりだった。
すぐに2人は女優ジンジャー・ヘイワースのための新曲制作に取りかかるが、ボビーのもとに「自分の脚が大事なら折り返し電話を」という不穏な伝言が届く。
ガーナーもプレストンも兄弟が即席でつくった曲に満足していたが、ジンジャーが出演を降板する事態に。今日中に代わりのスターを見つけなければ映画企画は水の泡になってしまう。
そこで、急遽集められたスターを夢見る新人女優たちのオーディションが始まる。しかし同じ頃、マンブル・マクギー、ビッグ・ベニー、ヴェロニカらギャングの手下3人組がスタジオに現れ、状況はますます混乱していく――。