長年多くのファンから愛されている、いしいしんじによる小説『トリツカレ男』（新潮文庫刊）がついに映画化。
何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉（Ａぇ! group）、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石萌歌が担当。ジュゼッペの頼れる相棒、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは俳優・柿澤勇人。また、劇中歌、主題歌はAwesome City Clubが手掛けるなど、公開を前にすでに大きな注目を集めている。
11月7日(金)に行われた公開初日舞台挨拶には、佐野晶哉、上白石萌歌、柿澤勇人、山本高広、主題歌を担当するAwesome City Club、髙橋渉監督が登壇。
「公開当日からこの作品に“トリツカレ”てくださって本当に嬉しく思います！」と挨拶した佐野は、公開初日を迎え、周りからの反響を聞かれると「色んなところから作品面白かったよという声が届いていて、やっと皆さんの届けることができて本当に幸せです」と嬉しそうに話す。
舞台挨拶では、劇中歌『ファンファーレ ～恋に浮かれて～』のオリジナルダンスを会場のお客さんと一緒に踊ることに。「僕たちがお手本で踊らせていただくので、皆で踊りませんか！」と佐野が呼びかけ、柿澤と共に踊りをレクチャー。2回目は佐野がアカペラで生歌唱し、その歌に合わせてダンス。
そして、最後は音楽に合わせて登壇者＆会場のお客さんの全員でダンスを踊り、「素晴らしい！120点でございます！」と満足げな佐野だった。
