本大会は「チャレンジすること、それが大事。」をテーマに、3歳から中学3年生までを募集対象とし、今年で19回目の開催となる。これまでにキラチャレからは、現在放送中の2025年後期NHK朝ドラ『ばけばけ』にてヒロインの松野トキ役を演じる髙石あかり、2026年前期朝ドラ「風、薫る」にてW主人公の一人を務める上坂樹里、CanCam専属モデルの生見愛瑠をはじめ、わーすたの三品瑠香・廣川奈々聖、i☆Risの若井友希、GENICの雨宮翔・小池竜暉・金谷鞠杏・宇井優良梨、ディズニー/ピクサー作品『リメンバー・ミー』にて主人公の吹き替えを担当した石橋陽彩など、数々のアーティスト、モデル、俳優、タレントを輩出している。

今大会は、全国8箇所のイオンモールで地区予選を実施し、その中の通過者が東京での本戦に出場。決勝大会は、地区予選を勝ち抜いたボーカル・ラップ部門20名、モデル部門74名、ダンス部門16組29名、計110組(123名)が出場。
モデル部門でグランプリを受賞したのは、群馬県出身・小学1年の田島あかり(たじまあかり)さん(7)。ニコ☆プチKiDS賞とのダブル受賞となった。「2回呼ばれると思っていなかったので、すごく嬉しかったです」とコメント。

モデル部門グランプリ 田島あかりさん

ボーカル・ラップ部門でグランプリを受賞したのは、兵庫県出身・小学6年の島村侑(しまむらゆう)さん(12)。審査ではmiwaの「ヒカリヘ」を歌唱。どんなアーティストになりたいかを聞かれると、「たくさんの人を笑顔にできるようなアーティストになりたいです」と話していた。

ボーカル・ラップ部門グランプリ 島村侑さん

ダンス部門でグランプリを受賞したのは、東京都出身・小学4年の山崎陽愛(やまさきひな)さん(10)。「魚を釣りながらダンスをしたいです」と目標を語り、母親曰く“将来は漁師になりたい”とのことだった。

ダンス部門グランプリ 山崎陽愛さん

表彰式にはスペシャルゲストとしてオフィシャルサポーターを務める髙石あかりも登場し、結果発表を見守った。その後の囲み取材では、「皆さんすごく大人で、ステージ上できちんとお話をされていたんですけど、私は名前を呼ばれた時にないて言葉が出なくて。人って泣くと言葉が詰まっちゃうんだと、『キラチャレ』で学んだ初めての感覚でした」と自身がグランプリを受賞した当時を振り返りながら、「こんなに胸打たれるんだなと感動しました。ピュアな心を感じれたのは嬉しかったです」とコメント。

「私は保育園の時から俳優を目指していて、どんな形であっても行き着いたら良いなという気持ちでモデル部門に出させてもらいました」と、コンテストに参加した経緯を語り、高石にとって『キラチャレ』は「今の私を作ってくれた、一番最初のかけがえない時間や体験、色んなものをくれた機会だったなと思います。『キラチャレ』がなかったら、今の私は確実にいないので、改めて感謝しています。私もチャレンジし続けたいです」と感謝を伝える。

現在は朝ドラのヒロインとして活躍中の高石だが、オーディションに受かるための秘訣を聞かれると、「楽しんでいるのって伝わると思います。ただその気持ちだけを持って、あとは魅力満載だと思うので、安心して挑むことなのかなと思います」とアドバイス。『キラチャレ』を目指すキッズたちへ「私は朝ドラを何回も受けたので、落ちた時もきっと次に繋がると思って何度もチャレンジしました。ぜひ私と一緒にこれからもチャレンジし続けてくれたら嬉しいです」とエールを送った。