(c)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

11月14日に公開となる映画『君の顔では泣けない』は、君嶋彼方のデビュー小説を坂下雄一郎監督が実写化。数々の名作を世に送り出してきた“入れ替わりもの”に15年も入れ替わったままという独自の設定を加え新たな物語が完成。
入れ替わったまま大人になっていくふたりの時間が切なく、そして瑞々しく描かれる。入れ替わってしまうふたり、坂平陸と水村まなみを演じるのは、今回が初共演となる芳根京子髙橋海人。トレンドを席巻する数々の話題作に出演し、若手俳優の中でも傑出した存在感を放つ二人が、その才能と感性、演技力と人間力を注ぎ込み、唯一無二の共闘を演じ切った。さらに、今後の活躍に期待が高まる西川愛莉武市尚士が高校生時代の陸とまなみをフレッシュな魅力で表現。そして、話題沸騰の注目俳優、中沢元紀前原滉林裕太がそれぞれ入れ替わるふたりに密接に関わるキーパーソンを演じ、大塚寧々赤堀雅秋片岡礼子山中崇が陸とまなみの両親役として物語を支えている。監督は『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎。先日行われた第38回東京国際映画祭でも『金髪』で観客賞を受賞した坂下が、リアルとフィクションの境を繊細に編み、入れ替わったまま大人になっていくふたりの時間を切なく、そして瑞々しく描き出した。

金曜日より全国公開中の本作より、入れ替わった陸とまなみが近況報告のために1年に1回会う7月の第3土曜日にかけて、11月の第3土曜日の本日に、芳根京子と髙橋海人が自身の15年間を振り返り、「自分だったら入れ替わった15年後に戻りたいか?」トークに花咲かせるスペシャル映像が解禁。
15年前となると、当時芳根は13歳で、髙橋は11歳。「部活に一筋だった」という芳根は、スカウトされたことがきっかけで俳優としてのキャリアがスタート。そこから徐々に、様々な役を通して芝居が好きになっていったと話す。髙橋は、まさかの“孔雀が学校から逃げ出した事件”(!?)から始まり、ダンスに熱中していた小学生時代についてのエピソードも明かした。自身の人生に置き換えて振り返ってみることで、15年間の長さを実感するふたりは、それぞれが演じた役柄に想いを寄せる。演じたことで、“入れ替わる”、そしてその後“戻る”ということの大きさを知る芳根と髙橋。映画の設定に合わせ、「自分だったら戻ろうとするか」というテーマで、改めて自身の人生について語り合った。観る人全てに「自分だったらどうするか」と問いかける本作に、真摯に取り組んだ芳根と髙橋の想いが伝わるスペシャルトーク映像となっている。