
長年多くのファンから愛されている、いしいしんじによる小説『トリツカレ男』(新潮文庫刊)が、原作小説を元にミュージカルアニメーションとして映画 『トリツカレ男』 として映画化。
何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石萌歌が担当。ジュゼッペの頼れる相棒、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは俳優・柿澤勇人。さらに脇を固める登場人物には、山本高広(ツイスト親分)、川田紳司(サルサ親分)、水樹奈々(ペチカの母)、森川智之(タタン)ら豪華声優陣が集結。主題歌を務めるAwesome City Clubが劇中歌も制作するなどミュージカル作品として期待の高まる布陣となっている。
公開後、「今年観た映画で1番泣いた!」「素晴らしい映画に出会ってしまった。大傑作!」「一瞬でトリツカレました。全人類に観てほしい!」などSNSで絶賛の声が拡大している中、ミュージカルシーン解禁第四弾として、ツイスト親分(声:山本高広)が歌う劇中歌「That’s the bee’s knees!」の本編映像を一部公開。
ジュゼッペ(声:佐野晶哉)とペチカ(声:上白石萌歌)が住む街のギャングのツイスト親分は、借金のかたとしてペチカから風船売りの場所代を取っている悪役でありながら、ツイストダンスを愛するという意外な一面も持つキャラクター。ウッドベースとドラムのビートが印象的なロックナンバーであるこの楽曲について、制作したatagi(Awesome City Club)は「こんなテイストは初めてですね!一番ダークさがあるロカビリー調の曲」と語っている。アップテンポかつワイルドさとダークなテイストを併せ持つ音楽に乗せて、欲望にまみれたネオン街でド派手に登場するツイスト親分が、鋭い眼光を見せながら闊歩し、踊り、お金をばらまいていく…という怪しくきらびやかなシーンが切り取られ、ミュージカルアニメーションである本作の持つ豊かな表現力が感じられる映像となっている。 本作に登場する劇中歌は5曲!ギターリフから始まりフェスなど屋外が似合うよう制作された「ファンファーレ ~恋に浮かれて~」(佐野晶哉×上白石萌歌)、60年代後半~70年代初頭のブリティッシュロックの佇まいを感じさせる「ジュゼッペのテーマ」(佐野晶哉)など、その音楽表現の幅広さを感じさせるatagiによる、変幻自在な楽曲を存分に堪能できる。

SNS上でも「ツイスト親分のシーンが好きすぎる」「ツイスト親分の曲かっこいい!」「ツイスト親分が忘れられない、親分にトリツカレてしまっている!」「山本高広さんめちゃくちゃ上手すぎないですか?!セリフも歌も最高!」とファンが続出!そんなツイスト親分を演じた山本は、「洋楽の、ロックな感じのツイストが効いている歌を、前半は少し怖い感じを残しつつ、歌も低めに歌って、後半ははっちゃけて歌いあげました」とコメント。芸人そして声優としても活動の幅を広げている山本の、役柄にマッチした巧みな歌唱と演技に注目。





