本オーディションは松⽵グループ創業130周年の節⽬の年に次世代を彩っていくスターを発掘するべく4年ぶりに開催。この日は応募総数約8000名の中から選出されたファイナリスト12名と配信アプリ「ミクチャ」での配信審査通過者3名を加えた計15名によるファイナル審査となった。

グランプリに選ばれた富居はティアラを受け取り「これまで支えてきてくれた全ての人に感謝をしたいと思っています。両親もこれまでたくさん話し合いながら真剣に考えてくれて本当に感謝でしかないです。これから精一杯自分らしく唯一の女優となれるように頑張っていきたいと思います」と涙ながらに受賞の喜びをコメントした。

グランプリに輝いた気持ちも冷めやらぬ中で囲み取材に参加した富居は「本当に信じられなくてすぐ客席にいる親を見て、嬉しいなって気持ちと感謝が2つ大きくありました」と受賞の瞬間を告白するも「いま母に会ったら泣いちゃう」と可愛らしい一面を見せる。
女優志望ということで憧れの人を聞かれると「誰かの記憶とかに『この役は私だよね』とかそういう誰かにとって唯一の女優でありたい」としつつ、映画『溺れるナイフ』が好きな作品だそうで「ヒロインを演じられてた小松菜奈さんのような透明感のある素の魅力が出てる女優さんになりたいなと思います」と目を輝かせた。
いよいよスタートラインにたった富居は最後に全国のファンに向けて「見ててください!」と力強くアピールしていた。

グランプリのほか、準グランプリに阿部南愛、吉永潤、審査員特別賞に武内星琉、特別賞に佐藤実優、嶋貫妃夏、高橋日花、観客賞に阿部南愛(準グランプリとW受賞)、ミクチャ賞に岡田翔暉が選出。MCをなすなかにし、宮瀬茉祐⼦、プレゼンターを中島瑠菜、安⽥⼤サーカス・クロちゃんが担当した。